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七人の侍(2枚組)<普及版>

七人の侍(2枚組)<普及版>

とても良い / 口コミ件数 : 27


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1.  とても良い DVDマニアさん 書き込み日: 2007年08月29日

世界映画史上に残る傑作がこの値段で買えるなら

 まだこのDVDを持っていない方は絶対に買いです。私は以前8400円のDVDを買いましたが後悔はしていません。それよりも世界中の映画人が教科書と崇めているこの傑作が5000円前後で買えるようになったことで多くの人たちに見てもらえることが単純に嬉しい。邦画のDVDの価格を下げるのは難しいと思うが、2枚組みでこの値段なら通常の新作を2本我慢すれば買えてしまいます。
 買って見ていただければその面白さは保証付きです。映画史上最高のアクション映画にして日本映画のベストワン。後半の合戦シーンは大迫力。CGなんか使わなくても人と馬のぶつかり合いと名演出でこれだけ迫力ある映画が作れる。野武士の隠れ家の奇襲、村中の罠を使った戦いから、夜間の戦闘、戦略上わざと無防備にした村の裏手の森の頭数減らし作戦、そして雨の中の最後の決戦まであの手この手で工夫されまったく飽きない。
 七人の侍や侍集めのエピソードも秀逸で、七人の侍のキャラクターもリーダー(志村喬)、参謀(稲葉義男)、古参(加東大介)、プロフェッショナル(宮口精二)、エリートではないがその場をなごませる人(千秋実)、新人(木村功)、既成の組織からはずれた型破り(三船敏郎)とそれぞれの役割が必要にして十分という見事な人物像であり、実社会(例えば職場の中)でも誰が志村喬で誰が三船敏郎でと当てはめてみたくなる。しかも侍だけでなく、四人の百姓たちの人物像の描き分けも見事だったし、女性像も積極的な志乃のキャラクターは女性を描くのが上手くない黒澤にしては良いキャラクターだった。テレビの時代劇しか見たことのなかった当時、あの髷(髷が真四角に固まっておらず、両横の髪が異常に低い)も斬新でした。
 あまりの面白さに3時間半がアッという間に過ぎてしまいます。私にとって生涯のベストワンはいまだにこの作品です。このような優れたオリジナル脚本を書ける映画人は残念なことに今や皆無になってしまっており、製作費を何十億費やそうとも、スター俳優を集めようとも、こんな映画は二度と出来ないのではないでしょうか。



2.  とても良い 風さん 書き込み日: 2007年11月02日

七人の侍それぞれの個性があざやかに描かれているなあ

 疾風迅雷、ダイナミックな画面の強さもさることながら、七人の侍のキャラが立っていて、それぞれの個性があざやかに描かれていたところがよかった。
 志村 喬の勘兵衛、三船敏郎の菊千代、木村 功の勝四郎、宮口精二の久蔵、千秋 実の平八、稲葉義男の五郎兵衛、加東大介の七郎次。
 勘兵衛が、風を切るように家の中に走り込むシーン。悪酔いした菊千代が、偽の家系図を追って宿場の中を駆け巡るシーン。久蔵が、一騎打ちの決闘で相手を斬るシーン。七郎次が、勘兵衛の良き女房役として繕い物をするシーン。などなど、彼ら七人の侍たちそれぞれのエピソードが、とても魅力的なんですね。
 なかでも好きなキャラは、菊千代と久蔵のふたり。無鉄砲でやんちゃな菊千代の「動」と、剣に生きる男・久蔵の「静」。三船敏郎、宮口精二の演技が、実に見ごたえがありました。



3.  とても良い junichiroさん 書き込み日: 2008年01月05日

ここまで面白いとは・・・

評判が良いので、期待大で観ました。
が、期待を裏切りませんでした。

面白い!本当に。大人の娯楽映画である。

登場人物一人一人が生き生きしていること!特に菊千代。何て愛おしいキャラクターだろうか。三船敏郎の演技も最高である。あんな豪快な演技をする役者、初めて見た。
痛快でした。本当に最高でした!生命力に満ち溢れた映画だった。

リアルタイムで黒澤明の映画を観た事が無い自分にとって、スピルバールやルーカスが尊敬する人という事でその名前を知っている程度でした。

観る事が出来て本当に良かったと思える映画だった。



4.  とても良い 月に捧ぐオアシスさん 書き込み日: 2007年11月03日

日本が誇れる代表作

私が生まれた世代は映画館で生で観ることはできなかったが、半世紀たってもいまだに世界で高い評価を受けていることはちっらっと知ってはいたが実際観てみて確かに納得の内容でした。
当時この映画を観た若き日のスピルバーグ監督やジョージルーカス監督が黒澤監督の下に弟子入りしたきっかけになったのがこの七人の侍。
細部にわたるまで細やかな演出は何度観ても飽きさせません。
勝手ながら私的に解釈しますと腕が立つもの、まとめ役となるリーダー、道化を演じるピエロ、場を和ます癒し系など七人が七人ともいいキャラクターに仕上がっていて素晴らしい。
年齢問わず一度は観ておいて損はない日本映画史に載る代表作品です。



5.  とても良い アンフェアさん 書き込み日: 2007年11月09日

こんな映画は2度と作れまい!!

 以前リバイバル上映で映画館で観たが実に面白い。飽きさせない。個人的には前半の人集めをしていくシーンの方が好きです。後半の合戦シーンもすごい迫力。当時の技術でどうやって撮影したのだろうと思う。結構カメラも動く長回しがあり、今でもこれは映画作りのバイブルの1つだろうと思います。志村喬の戦う事の非情さ、特に離れた集落は見捨てるという考え方に反対する農民達への態度も、多くの戦いを経験してきたからこその戦術思想なのだろうと思う。7人の侍達も村人達も戦いごとに命を落として数が減っていく、命の重さも忘れていないところが能天気な娯楽作とは違う。戦いのクライマックスを敢えて雨にするのも当時の映画になかった設定だと思います。なんでも撮影は12月で消防車の放水で雨を降らせたらしいです。映像や音声は仕方ないものの1度は見ても損のない映画だと思います。
 NHKの大河ドラマでエピソードをパクッただのと言われるぐらい今でも影響を与えています。この作品は撮影が非常に長期に渡り制作費も膨らみ、映画会社の人が「出来てる部分までの試写を見せろ」と詰め寄ったところ、「野武士が来たぞ!」というシーンで終わっていたため「早く続きをみせろ」と言われ完成までこぎつけたなんてエピソードがあります。



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