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激動の昭和史 軍閥 [DVD]

激動の昭和史 軍閥 [DVD]

とても良い / 口コミ件数 : 3


価格 : 4,249 円





クチコミReview一覧
評価の高い順 評価の低い順 書き込み日の新しい順
口コミ件数:3 1
1.  とても良い 見えない所で反骨さん 書き込み日: 2007年07月12日

自分は流されていないか?

二・二六事件から原爆の投下まで、毎日新聞記者と東条英機を軸として、当時のフィルムも交えて作られた非常に貴重な映画であると思う。あの状況に至るまでの世界と日本の動きを理解してから見ると、何故日本が無謀な戦争に突き進んだのか、何故引き返せなかったのかがわかるような気がする。加山雄三扮する新聞記者の心境の変化もなかなか面白いし、黒沢年男との会話などは心に響く部分だと思う。中でも、東条英機に扮した小林桂樹は、本当にはまり役だと思う。東京裁判でも同じ東条役だったが、やはりこちらもはまっていた。東条については、A級戦犯として現在も靖国問題でいろいろと言われているが、当時、彼の立場で違った道を取ることができたかどうか、現在の誰も自信を持って答えられないだろうと思う。確かに平和は尊いものだが、ただただ「戦争反対」「九条を変えるな」と叫ぶことが果たして正しいのだろうかと考えさせられる。逆に、平和のためのアメリカとの同盟を維持するために「自衛」の意味を拡大することも正しいのだろうかと考えさせられる。いろいろな意味で、大きな歴史の流れの前に小さな一人の人間がどう関わることができるのかを我々に問いかけている映画ではないかと思う。
私はこの映画を一年に一回は見ることにしている。そして、今の自分は世の中の動きに踊らされ流されてしまってはいないかと考えることにしている。私個人としては本当にちっぽけな人間だし、世の中の動きに逆らって生きることは難しいが、それでもこの映画は、見るたびに「お前は本当に流されていないか?」「自分自身の考えで行動しているか?」と思わせてくれる。「戦争と平和」のみならず、私の生き方に問いかけてくる映画である。

P.S.今まではVHSのテープしか無かったと思うが、DVDが発売されたことを本当に嬉しく思います。



2.  良い とし坊さん 書き込み日: 2007年08月15日

現代にも通じる昭和史

 「日本は、戦争を回避できなかったのか」という命題は、永久に残る歴史の謎だと思います。最近、「参戦はしかたなかっ」たという論調が出されていますが、2.26事件などから参戦するまでの過程を見ると、国民生活の疲弊に対する政治への不信感とともに、一方では制服組や軍隊の発言力の強化がありました。この状況を、この作品は克明に追っています。
 新聞記者や元教師から見た日本の状況。最後は軍人から見た戦前から戦争末期に至る、報道などによる国民を総動員した体制作りの恐怖を感じとることができます。
 圧巻は、サイパン陥落後、東条首相が「戦争完遂を決意し、内閣改造を・・」という
セリフに対して、東条下ろしを謀る大臣が反応。「それは、私に対する不信任ということか」と問い返す東条首相の言葉の中には、現代に通じるものがあります。
 何事も全うすることを美徳とする日本人の気質に対して、謙虚に国内の状況を
把握できなくなった首相。指導力から独裁的運営へと変節していった国の変節が、ドラマを通して見ることができます。必見の価値ある作品です。



3.  良い SSさん 書き込み日: 2008年07月04日

戦争への道筋

「なぜ、誰が戦争を起こしたのか!?」
このキヤッチコピーのように、何故日本は無謀な戦争へと突入せざるを得なかったのでしょうか?。
いくらでも戦争を回避する事は可能だったのでは?。と、豪華俳優が演じる一人一人の熱意のこもった作品にすこぶる堪能しました。ただ、特撮(以前の作品)の場面があるのが意外でした。
エンドテロップに、「特撮ライブラリー 円谷英二」ぐらい欲しかったですね。この公開時期に逝去されていますし。



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