とても良い / 口コミ件数 : 28件
価格 : 5,103 円
普通、人が喋る言葉はその人なりのメロディ感が強く反映されると言います。 少々、舌足らずで聞き取りにくい言葉でも、人によっては意訳できたりするのは、そういったメロディから予測して、判断しているからなのです。 だから、リアルな演技には、リズム感ある台詞回しも、かなり重要な要素だと思うのです。 洋画の英語が全く判らなくても、その人なりの気持ちなどが伝わる気になるのは、洋画の台詞こそ、メロディ感をとても大事にするからです。 そしてこの「ガンヘッド」 これがハマる人には、ハマるのはきっとその言葉の威力が端々に見えるのも、重要な要素だと思っています。 邦画では、台詞はあくまで言語であり、人なりの音楽的要素は殆ど考慮に入れません。 凄く、軽んじてる面もあります。 しかし、この「ガンヘッド」ではそれまでの邦画では無視されがちだった「言葉のメロディ感」も大事に作られています。 特に「ボンベイ」役の人の台詞回しは最高にいい! だから、台詞のひとつひとつに気持ちが「乗っている」様に感じられ、非常に心地いい。 全体の完成度という点では、確かに今ひとつだけど。 僕は、こういう邦画がもっと観たいと思っているし、そう望み続けています。 VHS版は、もう既に画像が乱れていたので、今回の発売はまさに天恵に感じられましたよ。 我が家の家宝入り決定作品です♪
「完成度」でしか映画を評価できないものに、この作品は理解できないと思う。 この映画を愛する者は、皆、「心意気」ってやつをポケットに持っている。 セリフにするなら、「パーティやろうか、ガンヘッド?」であり、「ヘイ、銃と キンタマは遊び道具じゃねえよ」であり、「確率なんかクソくらえでしょう!」 ストーリーが説明不足なのも、SFXがイマイチなのも分かっている。 僕らは「完成度」なんて関係ないところで「映画の心意気」という宝物に魅せられた バンディッツであり、ならず者のトレジャーハンターなんだ。 13年前の敗北からガンヘッド507が再生したように、当時の興行成績なんてクソくらえ! とばかりに墓場に眠っていた『ガンヘッド』は蘇った。 世間の悪評なんか関係ない。発売日には、ウィスキーを飲んでお祝いだ。 ツマミはもちろん、ニンジン・スティックで。
祝DVD化! 絶版サントラの復刻CDまで付くとあっては、買わずにはいられない! バラバラの部品を集めて一体のガンヘッドを組み立てるシーンや、出撃シーンを思い出すと ワクワクしますね。
特撮、とくに合成はチープだ。俯瞰が多いこともあって巨大感がない。 ストーリーはわかりづらいとは思わないが単調だ。確かに劇場公開では色調が暗く、何やってるのか分かりづらかったかもしれない。 だが自分にとっては心震える映画だ。今ならCGで簡単に描いてしまう描写を、当時の、しかも低予算で魅せる。オイル運河に突入するガンヘッドは震えるほどカッコいい。敵最強メカであるエアロボットも、まあぶっちゃけ建築重機なのだが、人間には考えつかない「敵」というイメージをよく現していた。 気に入る人は気に入るだろうし、つまらないと思う人はつまらないと思う作品だ。しかし投資(ギャンブル)してみる価値はあるだろう。 「絶望的なギャンブルです」「ガタガタ言うな。誰がボスだ」 ちなみにオマケのサントラは警視庁24時などに流用されまくっているまごうかたなき傑作だ。警視庁24時のサントラ買ったら特撮映画がついてきた、位の考えでもいいかもしれない。
ビデオ版を擦り切れる程観ていた自分にとって、この度のDVD発売はまさに涙モノ。今の若い人には「CGで処理すればリアルなのに」と片付けられそうだが、現在の映画には感じられない汗と錆?の臭いが伝わってくる熱い作品だと思う。そして何故自分はこの作品に惹かれるのか?特典を観て確信した。当時のスタッフが、ロケットをピアノ線で吊りながら、火薬を爆発させながらガンヘッドと共にカイロン5と実際に「闘って」いたからだと。その前では上映時間に対しての詰め込み過ぎな内容や、中途半端な世界観など関係無し!なのでぜひ「体感」を!もちろん付属のサントラも聴く価値アリ!