良い / 口コミ件数 : 6件
価格 : 1,176 円
60年前に行方不明になった息子、病気で亡くなった妻、喧嘩に巻き込まれて死んだ夫・・・すでに死んでしまった人が、突如飛来した隕石の不思議な力で、次々によみがえる。死人が生き返るというと、どうしても呪術的魔術的イメージに引きずられてしまうが、隕石というSF的な設定が、例えば『死国』のようなオカルトに陥ることを防いでいて、まずアイディアとして成功している。 本作のテーマは「もし、亡くなった大切な人が返って来たら、あなたならどうするだろう」と問うことである。しかしこの設問は実は、「もし、大切な人と死に別れなければならなくなったら、あなたならどうするだろう」という設問とまったく同じなのである。 キューブラーロスの「死の瞬間と死後の生」という名著がある。死に逝く者と残される者がお互いに理解しあって穏やかで満ち足りた死を迎えることの大切さを説いたものだが、この本の読後感と、本作品を見終わった感動は非常に似ている。 なぜか。それは、どちらも生と死を両側から見つめあう構造になっているからである。本作のテーマは、したがって、生と死の境界に何を見出すのか、ということなのである。 映画としても、ヒューマンドラマでありながら、プロットがサスペンスのように巧みで、あきさせない。何組もの蘇った人たちを描いていながら、そのどれもが情感にあふれていて、丁寧に描かれており、ちゃんと感情移入していける。 ストーリーとしても映画としても、よくできた作品だと思う。まだ見ていない方は廉価版がでたこの機会にぜひ、どうぞ。きっと、穏やかなやさしい気持ちになれるはずである。
この映画は黄泉がえった人たちの中の一部の人にスポットを当てて、そのそれぞれの友情や愛を描いた映画だ。 だから、二時間という短い時間の中に幾つか心打たれるエピソードがあったりするし、人によっては、その一つ一つの内容が浅いと感じるかもしれない。 でも、この映画で最も切ないのは最後の最後、竹内結子が消えてしまう間際に見せるあの表情とあの『もっと一緒にいたかった…』というフレーズだろう。竹内と草なぎの最後の短いやりとりに、私は素直に感動できた。 健気で明るい女性が時折見せる切なさ…これをやらせたら間違いなく竹内結子はNo.1やね!
旅立った人たちが、一番会いたい人のもとへ帰ってくる。でも葵が一番会いたい人はなぜだか帰ってこない。最初は観客とともにその理由を探していくのだが、時間がたつにつれて謎が解けていく。葵はなんて切ないんだろう。最初から仕掛けられた伏線がひとつにまとまるとき、その瞬間はやってくる。映画の特性上これ以上は書けないが、美しくも悲しいラストシーンは忘れられない。RUIの旅立ちの曲もすばらしかった。魂に響く作品である。
以前見たことがありましたがまた見たいと思い見てみたらまた新たな発見や、以前見たときとは違う感じでまた新鮮な感じで見ることが出来ました。 キャストが意外な人が出ていて驚きました。長澤まさみとか伊東美咲等が出ているのには驚きました。最初見たときは気がつかなかったので、そういう視点から見ると二人の出世具合が分かって面白かったです。他にも意外な人が出ていたりするので探しながら見てみるのも面白いかもしれません。 映画を見ているとおかしいところも少々ありますが、それを入れてもとても良い映画だったと思います。中でもRUIのライブのシーン、黄泉がえった人と黄泉がえらせた人たちとのシーン、特に 斎藤医師、幸子と母親の再会のシーンは良かったです。そして、平太が俊介の検体を探していた病院のシーン、平太と葵のラストシーンは良かったです。 「今あいにゆきます」や「この胸いっぱいの愛を」みたいな映画が好きな人は気に入ると思うの見てみてください。
私は原作を読んで映画を観ることはありません。 映画は映画で評価します。この作品は良いです。 流れが自然で、超常現象がテーマでありながら、 暖かいものを感じます。ただ、最後の柴咲コウの歌はいらない。