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宇宙大怪獣ドゴラ [DVD]

宇宙大怪獣ドゴラ [DVD]

良い / 口コミ件数 : 9


価格 : 4,249 円





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口コミ件数:9 1 2 次ページ
1.  とても良い parismatchさん 書き込み日: 2005年12月01日

ゴジラの監督が撮ったゴジラでない怪獣?映画の名作!

この作品、怪獣らしき怪獣は全く出てきません。クラゲのお化けが数分出るだけです。その名は宇宙大怪獣「ドゴラ」。果たしてどこが”大”怪獣なのか?
という訳で、東宝の怪獣シリーズとしてはほとんど規格外な作品なのですが、ハードボイルド・コメディ・アクション映画として傑作に値する作品であると思います。
東宝の本多、円谷、関沢のゴールデンコンビが放つ全盛期の作品で、そのカラーといい、役者といい、テンポといい、これこそ正に東宝という内容なのです。音楽はもちろん伊福部BGMですよ。
この際、ドゴラはどうでもよく、主役の夏木陽介のズッコケ刑事とやたら日本通の外人ダン・ユマの掛け合いがおもしろく、最後まで楽しめます。高島&藤木の弥次喜多コンビを彷彿とさせますね。
また、キンゴジでは大根演技だった若林映子が悪女を演じ、見事にはまってました。後のボンドガールになったのも当然でしょう。若林や藤山陽子といったきれい所の出演も魅力的ですし、小泉博、田島義文、天本英世、田崎潤といった東宝常連俳優が脇を固めているのも、観ていて安心感があります。
当時の東宝スコープカラーの雰囲気が大好きな人には、お宝作品なのですね。
ところで、このDVDのコメンタリーは主演の夏木陽介さんなのですが、40数年前のこのドゴラや三大怪獣地球最大の決戦のことをすっかり忘れてしまっておられるのには、そんなもんなのか〜と思いました(^_^;)



2.  とても良い さっちゃんちのさっちゃんさん 書き込み日: 2005年12月16日

とうとうこれもDVDになりましたか

10年くらい前からこちら、名画座はバタバタと畳まれ、オールナイトではズタボロ+セピア+コマ飛びまくり雨降りまくりなプリントでしか見られない状態だったので、この映画や「海底軍艦」のDVDには飛びついたクチです。はい。
この作品が公開された頃の東宝特撮映画といえばノリにノッてた時代、「特撮映画」というジャンルが(ミュージカル映画とかピンク映画とかいう言い方と同様に)一つ出来上がっていて、その枠の中で今度は何を語るかというところまで昇華していたのでしょうか、怪獣映画にギャングストーリーないしサスペンスを織り込んだこの作品と、「ローマの休日」のパクリのようなストーリーにしてしまった「三大怪獣地球最大の決戦」などはその頂点で華麗に咲き誇った花たちなのかもしれません。(……どちらも「夏木刑事モノ」ですな。)
技術的な面でも、例えば戸畑大橋に絡むドゴラ(クラゲ体)の脚は、橋のミニチュアに脚を合成したのではなく全画面アニメーションだそうで、「全てを2次元で処理してやる!」という発想は言うなればCGのご先祖様と言えなくもないでしょう。
プロの方のレビューにあるようにドゴラの効果音として心音を使ったこともそうですが、伊福部昭によるテーマ曲はミュージカル・ソー(ノコギリの平面をバイオリンの弓で弾くもの)を多用し、映像だけではなく耳にも不気味さ天下一品の作品です。

個人的にはEF60牽引の「さくら」とルーメットや食堂車待合席付近の様子のほか、薬剤散布シーンとして流用された「天竜」時代のハチロクブルーインパルスの(対ドゴラ用薬品に見立てたスモークをひいて)画面いっぱいに飛び回る実写シークエンスがウレシイところ。



3.  とても良い itoya_onlineさん 書き込み日: 2008年11月08日

黄金タッグ、監督:本多猪四郎×特技監督:円谷英二×脚本:関沢新一×音楽:伊福部昭、で贈る娯楽大作で、挑戦的な異色作品。

東宝特撮映画の黄金タッグ、監督:本多猪四郎×特技監督:円谷英二×脚本:関沢新一×音楽:伊福部昭、で贈る娯楽大作。
史上初の宇宙怪獣(キングギドラより前)、宇宙細胞生物をテーマにした野心作です。
そのドゴラのデザインは、小松崎茂!!「地球防衛軍」「海底軍艦」やサンダーバードのプラモの箱絵、少年雑誌の絵物語の画伯です。
ドゴラは大きなクラゲのような体で、空高く浮遊していて、雲の中から石炭などを吸い上げたり、たまに巨大な触手を伸ばして橋を破壊するぐらいなので、いまひとつ迫力が出ない。
しかし、その特撮表現は、ぬいぐるみ(今で言う着ぐるみ)を使わず、水槽内にビニール製のドゴラを沈めて動かしたり、吊りでなくアニメ合成で触手を描いたりと、様々な手法に挑んでいます。
決して成功しているとはいえませんが、そこは世界の円谷英二。
ぬいぐるみでの特撮に甘んじることなく、常に挑戦する姿勢はさすがです。

さて、ストーリーを展開する人間パートは、強盗団をめぐる犯罪アクションです。
出演はもちろん、夏木陽介、藤山陽子、小泉博、藤田進!田崎潤!田島義文!天本英世!!!
・・・と東宝特撮映画おなじみの豪華メンバーで、それを観ているだけでも楽しくなっちゃいます。
が、何と言ってもボンドガール、若林映子さん!お美しい!!
東宝映画黄金期の、異色娯楽作品です。是非、観てみてください。



4.  良い 石屋川乱読さん 書き込み日: 2005年08月26日

誇大スチル写真も・・・

スチル写真にはクラゲとヒトデが合体した巨大単細胞生物が
暴れているが、本編にはこの怪獣の全姿はまったく見られない。
スチル写真に期待して見に行ったときは、失望よりも驚愕した
ものだ。スチル写真では何を見せてもいいと思った。まさしく
スチル写真に本作品のスタッフの意気込みが見られている。
あのような怪獣を出演させたかったのだが、製作までの時間と
費用が足りなかったらしい。
それでも本多猪四郎の大人向けの演出、円谷英二による高高度
からの怪物の襲撃シーン、宇宙怪獣の脅威をイメージさせる
伊福部昭の音楽は紛れもなく、本作を東宝特撮映画の佳作として
遺してくれている。
東宝特撮シリーズのファンにはお馴染みの俳優たちの熱演も
楽しめる。
ちなみに、変な外人役のダン・ユマは貿易商で本来俳優では
なかったが好演している。「モスラ」でも出演していた。
天本英世のギャング役もユーモラス。(この映画のダイヤ
強盗団の全員が皆どこか間の抜けた面白いキャラクターである)
やはりスチル写真に期待して後でがっかりする人もいると
思うので星は4つとした。スチル写真はそれだけ独立した作品
として楽しむべきかもしれない。



5.  良い KJさん 書き込み日: 2005年09月20日

こんなのもありました

壮大なスチル写真から想像してみると、確かに「とんだ一杯
食わせ物」となるかもしれません^^;;

それはそこ、当時の百花繚乱(要は色々)の東宝特撮映画
黄金期の雰囲気をトータル時代的に楽しんであげましょう。

石炭を食料とするクラゲ型巨大生物ドゴラと国際宝石強盗団!!

・・・まあ、やはり興行的には奮いませんでしたが(笑)、
こういった作品が「モスラ対ゴジラ」と「三大怪獣地球最大の決戦」
の同時期(昭和39年)に作られた事自体は賞賛に値するのでは?

黄金期を支えたスタッフも手馴れたもので、壮大な話の割には手際
よく料理されています。

ドゴラ対策チームの研究行動シーン等、カッチョいい伊福部音楽と
共に中々見せてくれる場面もありますよ。こういう直球勝負の演出
って最近見ませんねぇ。



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