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価格 : 1,840 円
全ての人の織りなす愚行を愛と自己責任で許し生き抜く姿は美しい。 人は生きるために生き、許し合う。 全ての罪は、償われ、許される。 人は、未来に向け、直向に生き続ける。 森田波子は、逞しく生き続ける、庶民の象徴。 歴史の愚行は、庶民の愛によって、浄化される。 テンポの早い演出は秀逸。 映像の美しさは抜群。 庶民の壮大な自己責任原則は日本を救うだろう。
〜この作品をみて、生きる事、愛する事の意味が40年生きていてやっとわかってきた感じである。私はバツイチだがなぜバツイチになったのかはわかっている。妻を愛しきれなかったからだ。同時になぜ生きてるかといつも思ってはいるが、単に死ぬのが怖いからではなく、愛犬がいて彼の最期を看取るまではと思っているからである。ちなみに愛犬を僕は戦友だと思っ〜〜ている。沖縄を2年ほどさまよったが首都圏に帰ってきた際、荷物整理にもう一度沖縄へ飛んだ。このとき何も無いアパートで不動産屋が来るまでふと思った事は、「ここに俺はなぜ居たんだろう」という気持ちだった。沖縄の仕事もとてつもなく危険でしかもつらかった。愛犬にもつらい思いをさせた。それをこの映画では、(無理に生かされるという意味ではなく)〜〜生きる事が大切なんだと思い知らせてくれた。いい映画だった。〜
私は原作を読み、この映画を観ました。原作に劣ることなく繊細な描写。激情の人生を常盤貴子が情熱的に演じてます。見ごたえのある1本です。
激動の時代を、妻として、母として、そして一人の女として生きた女性の姿を描いた作品。何年か前にこの映画の原作を、ラジオドラマで聞いた時からずっと気になっていました。ドラマも放映されましたし、いずれもずっと心に残る物語だと思います。常盤貴子の台詞の言い回しが、少し素人っぽい気がしたのですが、一生懸命主人公の波子になりきっていたので(本人かなり頑張ったと思う)よしとします。「生き抜くこと」の大切さを教えてくれました。
満州が舞台です。原作はなかにし礼です。主演の常盤貴子が美しさを放っています。冒頭のロシア女スパイの処刑シーンは衝撃的でした。大陸の蒸気機関車のシーンも見られます。主人公夫婦は、大陸で軍部と結びついた酒造会社で成功を謳歌します。たたきあげの実業家と軍人の間にはさまる女性の人生も興味深いです。軍人にコンプレックスを持つ実業家の指づめシーンにはびっくりです。ロシア女スパイと日本軍スパイの恋は悲しすぎました。爆撃機の編隊による爆撃シーンは中々の迫力でした。ソ連軍に攻め立てられ、関東軍に見捨てられ、逃げる日本人は本当にみじめな感じでした。ヒロインの常盤貴子の気丈さは魅力的でした。敗戦時の満州に残された日本人の虚脱感が良く出ていました。満州での夢が泡と消えた軍部の身勝手さも描かれています。また、戦争が残した個人へのトラウマにも胸が詰まる思いでした。アヘン窟のアヘン中毒者のシーンは悲惨そのものです。常盤貴子の濡れ場シーンは激しいものがありました。流氷シーンも大陸的でした。復員列車のヒロインの前向きな台詞は良いシーンでした。全体として俳優の演技が芝居がかりすぎていて今一つな気がしました。