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5. とても良い |
手帳マニアさん |
書き込み日: 2004年06月21日 |
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日本映画史上の最高傑作! |
日活作品に続きこれで山中の残されたフィルムが完全にDVD化されます。もし彼が戦死しなければ、これほど黒澤明が賞賛されていたかと思うほどの恐るべき才気と詩情をこの一本だけでも感じさせてくれます。 「丹下左膳」「河内山」の暖かみのあるユーモアは影をひそめ、やりきれないほどの虚無感、厭世感が漂ってきます。出生前の彼の心情が痛いほど伝わってきます。 ちなみに紙風船は江戸時代にはなかったらしい。それが映画全体のイメージを支配してて、まさに映像のマジック。 個人的なことを言うとこの映画を始めて見たのはバブル全盛期。浮かれて遊ぶ友人たちに対して、自分は下積みの辛酸をなめていました。その心情が妙にこの映画にマッチしていて、何十年も前に死んだはずの山中貞雄という男に親近感を覚えたりして。旧友に再会したような気持ちになりました。 |
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