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「ゴジラに光を当ててはいけません!」「いまさらそんな事言われても困ります!」確かに |
私が生まれて初めて映画館へ映画を見に行ったとき(おそらく5〜6歳)、見たのがこのゴジラ第一作だった。とある駅前の映画館でリバイバル上映されていたのを親に連れられ見に行ったのだ。 山の上からヌッと顔を出すシーンなど部分的には、未だ鮮明にあの時の記憶が残っている。最後、骨と化して消えていくゴジラには子供ながらに哀れみを感じてしまったものだ。 年を重ねてようやく、この映画にこめられた、製作者達の切羽詰ったような非常に強いメッセージ性を読み取ることができるようになったわけだが。怪獣映画等というジャンルさえ(少なくとも邦画界では)存在しなかった当時、これほどの作品を作り上げた意気込みは驚嘆に値する。それに対しいくら賛辞を送ってもそれを惜しむことはない。 ともすれば単なる“ゲテモノ”に堕してしまう性質の作品だが、監督と俳優達の非常に真摯な演出と演技は、物語の重厚さを保ち軽薄さの微塵も感じさせない。今の怪獣映画にこんなレベルは到底望むべくもない。 そうした本田監督、円谷英二氏らの挑戦は間違いなく映画の歴史を変えた。昭和29年、同時期に公開された黒澤明の「七人の侍」を抑え、常識外れの大ヒットを記録。そして現在に到る映画史に偉大な足跡を残したのである。 この度この名作を改めて見直して思ったこと。ゴジラは白黒、そして暴れるのは夜に限る…。私の持論です。 |
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