普通 / 口コミ件数 : 3件
価格 : 1,995 円
「国姓爺」こと鄭成功の半生を描くスペクタクル映画。明の重臣と日本女性を両親に持ち、明復興をかけて清に抗戦、1661年にはオランダ統治下にあった台湾を奪還する鄭成功を香港映画界のスター趙文卓が演じる。アクションスターである趙文卓の立ち回りや人民解放軍の協力を得たというエキストラ、軍艦200隻が準備されるなど、エンターテイメント性もなかなか。趙文卓の演技もなかなかである。 当時アジアにヒタヒタと及びつつあった西洋列強の影、それに競合、角逐しつつあるアジアの姿と、我々の想像以上に豊かなアジア地域内での人的、物的交流の存在、これらが如実に描かれていることに何よりも関心をもつ。鄭成功自身、福建を拠点に密貿易商をしていた父と長崎の平戸出身の母との間に生まれた「混血児」であるし、オランダ統治以前以後を問わず、台湾と福建の両岸関係の緊密さが存在したことなどは、この時代をくわしく知らない人にはとても新鮮かも知れない。
たくさんのエキストラを使い、CGもかなり使ってるのに、全体的に迫力がないような気がします。意外と地味で、物足りない感じがしました。
ただ役者さんたちの演技は素晴らしく、特に鄭成功役の趙文卓は凛々しく力強く、香港で人気があるというのもうなずけます。しかし最後のオランダ軍との戦い以外は、彼のアクションシーンが少なかったので残念です。趙文卓のアクションをもっと見たかったです。
監督、脚本、俳優すべて良いのに貧乏な日活が映画を作るとこういう迫力のないものになってしまう。大きなセットには金をかけているのに小道具に金をかけないから薄っぺらなものになってしまうという典型的な作品。島田陽子が着ている400年前の和服もおかしい。もちろん現在の和服とは全く違うのだが時代考証もできていない。日活以外の会社が制作していたら金をかけなくても別の作品に仕上がっていたのではないか。やはりロマンポルノを作っていた方が無難である。あー、いい役者を使っているのに残念だ。