 |
4. とても良い |
こふみママさん |
書き込み日: 2005年07月20日 |
|
 |
戦争はどうやって起きるのか |
戦争と人間がDVD化されていたとは、驚きと喜びで一杯です。 大体どこのレンタルビデオ店にもあるこの作品、1部につきビデオ2巻全部で計6巻もあることや、タイトルが堅苦しく内容が難しそうなことなども手伝って、手に取る人も少なかったのではないでしょうか? 私自身、面白いという噂を聞いて恐る恐る第1部だけ借りて見た所、キャスティングの豪華さ、ストーリーの面白さ、テンポが速く無駄のない演出、、、と一気に魅了され、すぐに続編を借りに店へ走りました。 山本薩夫監督は意外と知られていないようですが、実は戦後のキネマ旬報ベストテンに20作品も入選させている歴代第5位の巨匠です。最近のユルイ映画を見慣れている人は、彼の作品のスピード感(と台詞回しの早さ!)に始めは驚くはず。しかし、これに慣れるともうやみつきです。 山本監督の自伝に確かこのようなことが書いてありました。「戦争映画と呼ばれている米映画など殆どの作品は『戦場映画』である。私は『戦場映画』ではなく、戦争とは如何なるものかを問う映画を撮りたかったのだ」(抜粋ではありません。詳しくはお近くの市立図書館で山本薩夫『私の映画人生』をお読み下さい) 唯一残念なのは、第3部の最後で尻切れトンボ感が否めないこと。というのも、この映画は元々第5部で完結させる予定だったのが、映画会社の予算の問題で急遽第3部完結にせざるを得なかったのです。なので、悔しいですが続きが気になる人は五味川氏の原作を読みましょう。 ちなみに、第2部は山本圭+吉永小百合、高橋英樹+浅丘ルリ子、北大路欣也+佐久間良子、加藤剛+栗原小巻ら、戦争下の恋愛もサブテーマにしています。 この映画を観て、戦争とは何かを今一度深く考えてみてはいかがでしょうか?私はこの映画で知ったことが沢山ありました。(注意:本当にスピード感があるので、この頃の歴史に疎い人は『新しい歴史教科書』以外の歴史教科書必携です。) |
 |
|
|