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10億分の1の男 デラックス版 [DVD]

10億分の1の男 デラックス版 [DVD]

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1.  良い youyouさん 書き込み日: 2006年05月03日

ちょっぴりサスペンスなスペイン映画

事故で死ななかった人物や、怪我をしたことの無い人物など、強運を持った人たちがゲームを重ねていくという話。

密室で目隠しをして頭に糖蜜を塗り、でっかい虫が誰の頭に止まるかというゲームでは、寒気がした。

目隠しをして森の中を全力疾走する場面は、スターウォーズの森の中のチェイスシーンを思い出したが、実際にやったら、間違いなくこっちの方が怖いだろう。

スペイン好きなら買って問題なし。



2.  良い 夕焼けシンさんさん 書き込み日: 2004年05月21日

運否天賦

 フェデリコ(ユウセビオ・ポンセラ)はカジノの支配人。連勝の客の身体に触れることによって、強運を奪う能力を身に付けていた。子どもの頃に大地震に遭った時、カジノの経営者である養父サミュエル(マックス・フォン・シドー)によって助けられ、同時に能力を授けられたのであった。ある日、フェデリコはサミュエルのもとを去ろうとしたが、逆に能力を奪われ放り出されてまった。

 それから7年後、フェデリコは生命保険会社のエージェントと内通し、災害の生存者である強運の持ち主を探していた。白羽の矢が立ったのはトマス・サンス(レオナルド・スバラグリア)、飛行機の墜落事故で237人の乗員のなか唯一の生存者だった。フェデリコはトマスをサミュエルとの強運の勝負に挑ませ、復讐を遂げようとするのだが・・・・・・。

 運という人知・人力を越えた実体としてとらえられないものを素材にしたサスペンス。奇跡的な体験を、強運の証し・バロメーターとして具体化させた手法は才気煥発だ。さらに、賭けモノの最終形が人間であるのも想像力の質の高さを感じさせられる。ラストの強運の勝敗を決める賭けゲームは手に汗を握る。ナチスによる強制収容所からの唯一の生存者、大地震の生存者、飛行機墜落事故の生存者、自動車事故の生存者、現役時代怪我をしたことのない元闘牛士、これら強運の持ち主たちの形而上の勝負は斬新であり、目を見張る出来栄えだ。幸運の女神の核心に迫った本作とは対照的ではあるが、不運の死神に抗う人智を描いた作品『ファイナル・デスティネーション』、その続編『デッドコースター』もお勧めしたい。



3.  良い はまちゃんさん 書き込み日: 2005年07月04日

別のものを期待してしまいました。

レンタルビデオ店で見かけて、パッケージの裏を見るととても興味をそそられる作品でしたが、いつも借りられててなかなか見ることが出来ませんでした。
自分の勝手な先入観ではあの森の運試しのゲームがメインだと思い、もっと殺伐としてものだと思ってました。
しかし実際のあの森の中を目隠しで走り抜けるゲームも映画の中の数ある運試しの中の1つなのですぐに終わってしまいました。
esのように人間の恐怖とかがもっと前面にでた映画だと思ったので拍子抜けしてしまいました。
しかしスペイン映画独特の雰囲気を感じるにはとても良い作品でした。
運を吸い取るという一風変わった芸風にとても興味を持ちました。
この世の中に偶然なんてないんだなあと感じました。



4.  良い Johnさん 書き込み日: 2004年05月29日

あなたには運がありますか

今日もどこかで、事故にあっても奇跡的に助かっている人がいます。宝くじやロトで億単位のお金を当てる人もいます。運のある無し、強さ弱さがあるのでしょうか?それとも、単なる偶然でしょうか?あなたは運があると思いますか?もし運があるなら、それは誰かの運を奪っているのかもしれません。運が無いのなら、誰かに奪われたのかもしれません。この映画のように、運を賭けたゲームに参加してみてはいかがでしょうか?運のもつ計り知れない恐ろしさ、そして、それをも欲や名誉の対象にする人間のおろかしさがよくわかります。そして、「愛」に対する見方も変わるかもしれません。



5.  良い bcaaさん 書き込み日: 2004年06月03日

濃厚な不条理ムービー

私は「10億分の1の男」を「シモーヌ」と同時に買いました。

10億分の1の男を買った理由。

ほとんど知らない人達が作ったスペイン制作映画で斬新・濃厚を期待。
ゴヤ賞の最優秀新人監督賞を受賞した。
渋いマックス・フォン・シドーが出演。

強運な者を集め、普通ではない奇抜なゲームを競い合わせるのだが、その先に何が用意されているのか期待した。

シモーヌを買ったのは。

監督が「ガタカ」のアンドリュー・ニコルだった。
ガタカは素晴らしかった。
バーチュアル画像の完璧な女優を持ち出すことで、どのようなテーマをこちらに迫るのか、知りたかった。

結果、本作に賭けた金は回収できた。  シモーヌは・・・。

「10億分の1の男」は、そのストーリーをサスペンスとして楽しむより (できる方もおられるでしょう)、人間とその不条理性を感覚的に表現した名作だと思います。

カフカの「変身」や「城」にみられる因果性の耐えられない欠如感です。

私の感覚では「CUBE」、「ガタカ」、「ダークシティ」、「デモンズ」などが、テーマをちょっと違えているが、共通するジャンルにあると思います。

ある日突然、これまで生きてきた日常が一切通用しない異形な秩序に蹂躙され、主人公がどう対処するか、作者が何を導き出そうとするのか、見る者がそれを読み取れるのかの真剣勝負となるわけです。

色調濃厚な暗めの画面、私には無名のフレッシュな配役達の気合いの入った演技、努力すれば深みの見えてくる筋立てなど、一連の不条理ムービーの愛好者に是非コレクションに加えることをオススメします。



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