悪い / 口コミ件数 : 2件
価格 : 1,380 円
まず観た感じ、映画というよりTVのドキュメントのようなタッチとカメラワークです。 現在と過去が入り混じってストーリーが進んでいくのですが、謎を解くカギらしきことが見えてこない。 幻想怪奇文学の巨匠、H.P.ラヴクラフトの小説を映像化しただけあって、本当に幻想的映像が際立ってます。 ストーリーなんて二の次なのね、という感じですw 衝撃的な映像もあるし、音にびっくりさせられたり(ビックリ2回)もするので、ホラーとしてそれなりに楽しめるのではないでしょうか? でも結局のところ、謎は解明されたの? あ…されたのか・・・。 でも意味がわからない・・・(T_T)
ラヴクラフトのファンとして、この短編がDVDで観れると、それはそれは楽しみにしていました。 ところが蓋を開けてびっくり! アマチュアの撮った作品のようなクリアな画面に一抹の不安を覚えましたが「いやいや、ラヴクラフトの作品だもの。そのうちにジリジリと盛り上がってくるはず…」と忍耐で観ました。 基盤は確かに『忌み嫌われる家』の要素もあるんですが、時代背景はもろ現代。 主人公と叔父が家に乗り込んで秘密を調査する原作に対して、カップルでこんな家での意味のないラブシーン!?何を考えているの!?と言いたいし、描写も時代設定、登場人物の入り乱れでとにかくわからない。 家も題名になるぐらいなのですから『サイコ』の家ぐらいインパクトがあっていいようなものなのに、単なる古家でラヴクラフトが愛したニューイングランドの雰囲気のかけらもない。 イタリアのホラー作品は潔さとか好きですが、せっかくの巨匠の作品です。 もっとラヴクラフトが悲しまない(間違いなく悲しむと思う…)、佳作に仕上げて欲しかった。 予算もあるでしょうから傑作にと贅沢は言わないけれど、大切に作って欲しかったです。 本当に幻想のかけらもなかった。 大好きなラヴクラフトだから勇気を出して、レビューに踏み切りました…(T-T)。