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オペレッタ狸御殿 プレミアム・エディション [DVD]

オペレッタ狸御殿 プレミアム・エディション [DVD]

普通 / 口コミ件数 : 21


価格 : 1,050 円





クチコミReview一覧
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口コミ件数:21 1 2 3 4 5 次ページ
1.  とても良い charmlessmanさん 書き込み日: 2005年08月21日

清順大爆発

前作『ピストルオペラ』から4年(途中、SABU監督『幸福の鐘』に出演などあったが…)、鈴木清順監督が帰ってきた。
日活以降は寡作なので、このくらいの間隔はむしろ短いくらいだが「待ってました!!」と久々の新作がうれしい。

この『オペレッタ狸御殿』は何かと話題が多い。
 ひとつ、チャン・ツィイーの日本映画初出演・初主演
 ひとつ、美空ひばり 奇跡の復活(ただしデジタルで)
 ひとつ、カンヌで特別上映…などなど。

しばしば「わからない」と言われる清順映画ですが、
個人的にはストーリーとかを楽しみたければ他の映画で見ればいいし、
清順映画の良さは監督の世界観とか美意識、哲学が映画の中に凝縮されていることだと思っています。
当然、『オペレッタ狸御殿』もストーリーは飛び飛びでわかりにくい。
が、鈴木清順にしか創れない独特の世界を堪能できる。
まるで夢を見ているような脈絡なくつながる物語にひきこまれる。

チャン・ツィイーのたどたどしい日本語が妙にかわいらしくほほえましい。
そして、美脚にノックアウトされた。



2.  とても良い inhuiさん 書き込み日: 2006年01月26日

見れば見る程味が出る

この作品は見れば見る程味が出る「スルメ」のような
作品だと思います。はじめは???な所も後で、
あ〜そうだったのかと気づいたり・・。
ストーリー自体は単純で、この清順ワールドな映像や演出も
万人受けする作品だとは思いませんが、
日本語のセリフと歌にも挑戦したツィイーや
由紀さおりさんのラップ!そしてCGの美空ひばりさん、
本当に狸に見えるくらい凄い存在感な、美しい薬師丸さん、などなど
見所は満載!!この独特な空気感は他では見られませんね。

またDVDでは本編より豪華じゃ・・と思ってしまうくらい
豪華で長い特典映像が魅力的!!
「狸」御殿だからか隠しページがたくさんあるので
それを全部見つけるぞ!と言う楽しさもあります☆
とにかく豪華で大好きな作品が、私の中でまた1つ増えました♪



3.  とても良い カタリ・カタリさん 書き込み日: 2005年08月09日

驚きの連続

尾形光琳「燕子花図屏風」などなど〜を背景に
幼少のころからバレエを習っていたという、チャン・ツィイー
(狸姫)の可憐な美しさと、オダギリジョー(雨千代)の包容力。
オダギリジョーが「霊峰・快羅須山のララバイ」を端正に(楽譜の通りに!)詠っていて、
これは凄いな、と思いました。
大きなスクリーンで見たくて何度も劇場に足を運びましたが、
薬師丸ひろ子(お萩の局)のキャラクターなど、
最後までわからない・・・不思議〜!?なシーンもあって、
いまは原作本を読み返して、
照らし合わせてみたりしています。



4.  とても良い あみかさん 書き込み日: 2006年04月15日

とにかく雨千代様がいい!!

本編もさることながら、特典映像がとても豪華です。かなりの見ごたえで、絶対損はありません。
オダギリジョーさんは、19歳の雨千代を見事に演じきって、何度観ても感心します。上手い役者さんですねぇ。今後が、楽しみです。
とくに、炭酸水の恋のミュージカルシーンでは、雨千代の恋する初々しい気持ちが伝わってきて、何度観ても幸せな気持ちにさせられます。
繰り返し観るたびに、新たな発見があって、観れば観るほどハマる作品ですよ!



5.  良い 佐倉ごるふさん 書き込み日: 2006年01月01日

耽美な、あまりに耽美な

チャン・ツイイー、オダギリ・ジョー、待ってました。

オペレッタというタイトルと、アンチ・リアリズム、別名
「分けのわからない映画」耽美的な作風を旨とする、清順監督
ですから、一応、予想はしていましたけど、おん歳、80歳で
ここまで、サイケな映画を撮るとは、予想外です。感服します。
しかも、エロスとタナトスが仕込まれていて、これも哲学的、
絵画的、象徴的。でも、ミュージカルで楽しい。

チャン・ツイイーを期待していましたが、期待を裏切らない
耽美な美しさ、映像美でした。

もちろん、商業的に成功する映画とは、とても思えません。
こんな映画は、万人受けするはずはありません。
寝るヒトは寝ます、確実に。カネ返せって叫ぶヒトもいるはず。

でも、いいのです。万人受けする映画は、えてして・・。

書割とCGを多用し、観るものの度肝を抜きます。
日本的な錦絵を背景に、
御伽噺というか、昔話というか、狸御殿を背景に、
狸のお姫様と、人間の若様の悲恋を、歌舞伎というか、舞台と
いうか、オペラというか、色彩も鮮やかに、抽象絵画のごとく
すんなり描くその、頑固さ、美意識の強さは、比類がありません。

日本の映画作家は数々あれど、鈴木清順監督ほど、様式美、
観念、耽美な作家も、少ないです。

みんなにお勧めする映画ではありませんが、はまる方には、
はまるかと。

薬師丸ひろ子も好演。平幹二朗は、彼お得意の、蜷川マクベスばりの、
驚愕のメイクと演技で魅せます。

つまり、変な映画ですが、こういうのも総合表現芸術として、
「あり」なんだな、というのをよくわからしめてくれます。



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