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墓場でくりひろげられる世界の美女の裸踊り。ダイコン役者は憎めないからとにかく見てください! |
観客の嗜好をマーケティング手法で分析し、合成映像で作られた昨今のハリウッド映画に比べれば、この映画のほうが、作者の「妥協のない」趣味がまっすぐに伝わってくるという意味で、優れているといえるのではないだろうか。
なにやら最低の評価ばかりがならんでいるが、見所はイロイロある。まず、なんといっても、美女の裸踊りをこれだけ堂々と見せる作品は他にない。しかも墓場で。アダルトビデオとは違う醍醐味がある。一応「死者」ということになっているが、みんなスタイルバツグンで腰はひきしまり、とても美しいヌードだ。最初は服を着て登場するが、闇の女王のショットが入った後は、急に全裸になるのがおかしい。
この作品はもう40年以上前のもので、それにしては映像はとてもきれいなのだけれど、その頃は「世界はひ〜とつ〜、さぁ歌いましょう〜」なんて万博のさらに10年前で、世界がまだまだ摩訶不思議に満ちていた時代。そこで、インカの死霊、フランスの死霊(場末の曲がヨイ!)、スペインの死霊(下手なフラメンコ)、ハワイの死霊と世界各地から出てくる得体の知れぬ曲と踊りを、40年前の人は、「それなりに」新鮮に見たのではないだろうか。
闇の帝王は、すごい人のよさそうな金髪くるくる頭でアイシャドウを塗ったおっちゃんで、冒頭でカメラに向かって話すのだが、台詞を読んでいるのがまるわかり。さらわれた二人は痛いほど台詞は棒読み。でも、途中で女が男をなじりだすのがおもしろい。男は途中で縄をほどき、チャンスをうかがうのだが、女を助けようとして、なさけないミイラ男に殴られて気絶するというバカまるだし。
テンポはおそいが、お酒でも飲みながら、じっくりと楽しんでみれば、ホントにおもしろいとおもうんだけれどなー。 |
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