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主人公は真珠湾で散った九柱の軍神である特別攻撃隊の一人。そのため派手な海戦シーンやドッグファイトはありません。政治・世相の移り変わり、あるいは自分の境遇や身体など、自分自身の努力では変えようのないものに悩んだりしながら、少年から青年へ成長していく青春群像を描いたものなので、「戦争映画」ではなく「未完で終わらざるを得ない青春のドラマ」と考えた方が良さそうです。内容的には五つ星ですがタイトルを見て「戦争映画」という期待で見ると不満が残ると思うので★一つ減ということで……。
岩田豊雄(獅子文六の本名)で戦中に新聞に連載された小説ですが、オリジナルからあまりに離れすぎたきらいがあります。戦中は露骨に相手に愛を表現したりすることはタブーだったし、不器用ながら「仕草」や「目」で相手に好意を表現していた本来の日本人らしい美徳だったように思えるんです。19歳の頃この原作を上司に薦められて2日で一気に読み終えた記憶がありましたが、オリジナルの故山内賢さん主演の映画も観ただけに・・「違いすぎる〜。」これでは岩田豊雄に失礼じゃないのかなあ・・。(私個人の卒直な感想です。お許しください。)でも純愛映画としてこういう解釈もあっていいのかな。今では大御所になった主役の2人の初々しさに2つ星です。この映画に興味を持たれたなら是非オリジナルを観て頂きたいと思いました。