普通 / 口コミ件数 : 52件
価格 : 1,299 円
3時間もあるんですよね、この映画…でも、面白かったんで時間の長さは気になりませんでした。監督はセカチューの行定勲監督。舞台は違っても泣かせますね、この監督は。まるで違う映画なのに、セカチューと同じ泣かせ方します。しかも、こんなかっこいい映画だとは正直思ってませんでした。北海道開拓の、地味な映画だとばかり…内容的にはそうなんですが、そこに入る歴史的背景と人物の動きと感情が絶妙で。しかもこれ、実際にあった話を背景作ってるんですね。「史実を基にしたフィクションです」と注意は入るものの、基になる事実があったわけで。それだけにこれはツライなぁ…とりあえず、面白かったというか、すごかった。圧巻です。文句無しの☆5つ
今回、ギンギラギンのすごい役者が勢揃い。 その筆頭は、吉永小百合。『キューポラのある街』(1962)の主人公を演じた吉永は、あの時代のお手本娘を演じた。 淡路から北海道に藩ごと移住を命じられた稲田家の人たちの物語。ぼくは淡路島も北海道も知っている。 始まりはよかった。殿の到着を待ち開拓にいそしむ藩士たち。廃藩置県。「もう、主君はいらぬ」と髷を切る渡部謙。維新政府に拮抗する『われらの国をつくる』と大言壮語。 この夢を実現するため、彼らは戦ったのか。つい。期待してしまう。 五稜郭の生存者・アイヌの原住民・悪党・裏切り者・無節操な者らが総登場。 次第に、ハチャメチャ・ストーリーに。 これをまとめ上げるのは吉永小百合様しかいない。 でもね、クローズアップした顔。彼女も加齢するのかと愕然とした。 ラストシーンは、大時代などんでん返しの大舞台。 「生きている限り、夢見る力がある限り、きっと何かが私たちを助けてくれる」と吉永小百合。 文化庁推薦作品。 敗戦後の日本復興の象徴とされた優等生女優が主演する映画はなかなか理解 困難なのである。 でも、こんな映画あっていいじゃない。 後世の人たちはどう評価するか。楽しみ。
母に誘われて観たのですが、期待せずに観たのに、すごく面白かったです。主人公の女性の生き方にとても感動しました。今の時代には、こんなにも潔く生きられる女性は存在しないような気がします。吉永小百合の実年齢を考えると少し違和感を感じるところもありまが・・・。明治という時代の流れに翻弄されそうになりながらも、強く逞しく、それでいて控えめな、凛とした美しさを失わず生き抜く女性を、他の若い女優の誰が演じたとしてもまた別の違和感を感じたでしょう。
北海道の自然をバックにした開拓史。役者はみな演技うまいし、カメラワークや場面の見せ方も素晴らしい領域。監督は「GO」の行定監督で、ばんざーいという感じ。 三十分ごとに泣かせどころがあるのだけはどうかと思うのだが、場面の緊迫感や感情表現などがうますぎて違和感なく見れてしまう。問題につぐ問題を次々と投入する采配は、ともすれば退屈となってしまいがちなストーリーをうまくカバーしている。傑作だ。
北の零年…吉永さゆり…最初は全然期待してなかったのですが、いつの間にか映画の中に引き込まれていました長時間の映画だったと言う事に後で気付きました、吉永さゆりさんの演技力を再認識させられました。日本人が忘れてしまった何かを感じさせられる映画です。