とても良い / 口コミ件数 : 4件
価格 : 4,200 円
もともとはいろんな映画祭で紹介されるなど映画自体の高いクオリティが評判でしたが、 日本版はとっても豪華なキャストの方たちが出演し、剛くんや慎吾くんの熱演もあり 見事なエンタテインメント作品になってると思いました。 良質な洋画が好きな方、娯楽作品が好きな方、 二通りの楽しみ方ができる作品です!
マリオネットという存在を最大限アピールする設定になっているのが面白い!! 普通ならマリオネットを操る糸というのは最も観客に注目してもらいたくない部分のはず。ところが、本作は「操り糸」こそがマリオネットの命であり魂であり、感情を表し人形達の「生」を表現する為の重要なツールになっている。 人形としての造型(胴体のおヘソのあたりがくり抜かれている)を上手く利用して、人形の背後からその空洞を通り抜け相手の人形の表情や回りの様子をカメラがねらうショットなどはシュールで味のある映像となっています。 操り糸に色々な意味を持たせているのもユニーク。特に注目は、ハルとジータが結ばれるシーン。マリオネットで、マリオネットだからこそ(?)これだけ情緒的で官能的なシーンが作れるって、これはもう本当にスゴイ!! 戦争場面は、大軍勢を写す代わりに空を見せ、そこには上空から伸びる無数の糸が錯綜し、ほとんど真っ黒に見える。やがて戦いがおわったとき、同じ空がはたしてどう変わるか。このあたりの表現の美しさには目を見張りますよ。 権力者に操られるように愚かな戦争を引き起こす人々、そして主人公。ストーリーはありがちながら、壮大な愛と復讐の物語として奥深いものがありますし、ラストシーンも余韻深く印象的でした。
剛君の吹替えに若干違和感はありますが、人形劇を超えたストーリーに感動しました。 子供と夏休みに楽しむのにぴったりの作品だと思います。
購入して何回か観ているのですが、まず視覚面の芸術性が素晴らしいです。 あやつり人形とは思えないほど表情が豊かで、人形に繋がった糸を演出上極めて有効に使い、人間を使ってはできない、人形ならではの演出をしています。 例えば、戦争シーンで空に繋がった無数の糸が、燃えるシーンなど、、実際の戦闘シーンよりも、沢山の命が失われていく無残さが、独自にそして上手く、表現されています。 ダークで雰囲気のある画面をさらに良くしているのが、雨を降らせる、火を焚く、などの 光の調整です。 人の使命とは、勇気を持って平和と愛と希望を広めること、というテーマもいいですね、、、 主人公が王子ということで、もし、自分達の民族の方が客観的に観て「悪」なる事をしてきた民族だったら?という、、、、問いかけとか、でも、結局平和をもたらすのは、 民族としての全体主義ではなく、、、つまり民族や思想や宗教といった集団ではなく、、、個人の人間性、、、指導者たった一人の人間性だったりすることを伝えてくれています。 とても視覚面でも物語り面でも非常に深い内容ですね。。