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ウィーンフィルの日々の活動ぶりを堪能できる映像記録 |
ムーティーは、80年代から90年代初頭にかけて、ウィーンフィルを振ってモーツァルトのいわゆる「ダ・ポンテ三部作」のCDを次々と発売しています。このDVDは、その時期の仕事のひとつの集大成と言うこともできるかもしれません。ウィーンフィルとの相性は、CDの演奏よりもこちらのほうがうまくいっているようで、より自然な本来のウィーンフィルの音色が楽しめるように思います。映像効果の点から言えば、アン・デア・ウィーン歌劇場の舞台がやや暗く狭く感じることは否定できませんし、個々の歌手たちに関しては、特にこの人が素晴らしい、と言える飛び抜けた存在が認められる部分もあまりないようです。しかしそれだけに、全体として非常にバランスのとれた、自然な上演記録に仕上がっていることも確かで、ウィーンフィルの日々の活動ぶりを比較的気軽に味わえる映像として、やはり相応の存在価値があるものといえるでしょう。 |
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