とても良い / 口コミ件数 : 3件
価格 : 4,311 円
好き嫌いが別れるかもしれませんが 作品を書き続ける執念とポリシーはなかなか真似できるものじゃありません。ブコウスキーをテーマにした バーフライ と言う映画よりも この作品の方が ベースに人間愛があるのでずっと良いです 飲みながら見ればもっといいかな
マットディロンのかっこいい事!!こんなだらだらした色気のある中年男と恋愛したくなっ た。
以前、図書館で借りたものの未読に終わった「勝手に生きろ」が原作だとは、見るまでは気がつかなかった。完読していたらもっと楽しめたかなと、些か後悔。主人公のチナスキーは見事なまでの生活不適合者。底無しのちゃらんぽらんさだが、不思議な程に見ていて不快さやイヤラシさが無い。むしろ痛快にさえ思える程だ。それはすなわち虚飾をひたすら厭い、剥き出したかのような自由な生き様、更にはその種の人間(自称「無頼派」)につきまといがちなナルシズムさえ捨ててしまっている。ここまで来ると一種の清明さと言ってもいい。そうした彼の姿と行動を面白がる一方で、様々な形で共感したり、俗世間に対する批評を測る事が出来るのである。ブコウスキー作品の本質は、そこにあるのかもしれない。マッド・ディロンの演技も見事。チナスキー、いやむしろ原作者のブコウスキーの霊が憑依したかのようだ。何しろ頭髪の生え際までも酷似しているのだから恐れ入る。