良い / 口コミ件数 : 4件
価格 : 3,526 円
実は、この作品大好きです。(星は個人的点数 子供の頃テレビで見たとき、都市を怪物のように稲妻を轟かせながら覆う灰色の雲。 衛星から見た、関東地方にかぶさる異常なまでに丸い雲。 そして政治的な事をバッサリ切り取り、正体不明の雲と戦う人々。 その攻防に、ドキドキしながら観てたものです。 何より、ただの雲が怪物に変わるその怖さは一種のトラウマになっていたときもあり…。 そんな事を思い出しつつ、DVDが出たというので購入。昔の印象そのままでしたね。 パッケージも、当時のポスターの図柄を使い迫力満点。ある意味、このパッケージ通りの無意味な迫力の映画です。 当時原作を買って、中身が大人の世界に入り込むやいなや「つまらない」と放り投げたのもいい思い出。 原作ももちろん面白いのですが、映画はコレで決まりです(笑
フジTV製作で、当時はやたらテレビで宣伝していたような記憶がある。何故かぼんちのおさむちゃんがTVカメラマン役で出ていたことは強烈に覚えている・・・。前半はスモーク炊きまくりの模型丸出しの特撮ながら、その設定は面白いので、引き込まれるが、後半になると、その設定を置き去りにしたまま、若者がロックコンサートで雲のなかの人に呼びかけるなどバカバカしい展開が続き、ラストにいたってはトラック一台で雲に突っ込むで解決という安っぽさ全開のハードSFでも何でもないバカ映画になってしまっている。当時小学生だった時に見て、この展開にはハズカシさを覚えたなのだから、まともな大人には赤面もの意外でもなんでもないだろう。だが、この安っぽさが何かたまらんのよね。フジ製作なのに最近は全くお目にかかることのない作品となっているが、最近のCGに慣れた若者にも是非見てほしいですよね。これが80年代なのだ。
地味である。が、好きな映画だ。 小松左京先生の原作を知っていれば、まあ・・・許せる内容であるが、 原作を知らないで見てしまった人は、さあどうだろう。 内容は他の紹介サイトにお譲りするとして、 気になるのは「デジタルリマスター」度であったが、 フィルム特有の粒子感そのままに、綺麗にノイズ除去されており、 冒頭色が転んでいる個所がいくつかあるものの、満足のいくリマスター内容であった。 火花やフラッシュ効果の多い「東京上空」シークエンスも タイリングを感じさせず、とてもいい仕事(圧縮率)でエンコードされている。 劇場(とビデオ版)では東宝マークから始まって、大映マークが入るという 当時の事情にあった幕開けだったが、今回のこのDVDではその2つのマークがカットされている。 大映が角川に吸収されちまったので、しょうがないのだが、カタイことヌキに雰囲気残してほしかった。 特典映像は予告編とスチール数点という地味な構成。 うれしかったのは8Pのカラーブックレットがついていて、 そこには小松先生のDVD化にあたっての寄稿文と、特美の長沼孝氏が書いたと思われる SMC車のデザインスケッチと図面が収録されている。 我らが中野監督のコメントは残念ながら当時のパンフレットからの再録のみであり、 オーディオコメンタリー一切なしというファンの期待を大きく裏切る構成内容で★3つである。(笑 とにかく中野・佐川コンビの「東京上空」コースをもいちど飛んで見たい方は 是非どうぞ。
この原作は首都がいきなり消失した場合、政治、社会、経済にどのようなパニックが引き起こされるのか、それに対してどのような対処がなされるのかといった問題をシミュレートした、いわば「社会派」の大人の小説である。だから、首都が消失する理由なんてべつにどうでもよいのだ(宇宙人の攻撃でも一向に構わない)、首都消失という設定自体一種のメタファーであると考えてもいいくらいなのだ。ところがこの映画は「日本沈没」みたいな大スケールパニック映画を狙ってしまった。そこが、まずかった。だいたい、首都が得体の知れぬ物体につつまれて連絡が取れなくなるってのは、映画化してもそんなにすごいものにはならないでしょう。だからパニックスペクタクルを期待してみるといまひとつだし、小説を読んでおもしろいと思ってみた人には、表面的にストーリーをなぞっただけの映画に思えてしまう。ちょっとどっちつかずかなぁ。