 |
男も女も覚悟せよ。この映画のラッセル・クロウは半端なくかっこいい。 |
娯楽西部劇の佳作。近代映画では名作は生まれにくいジャンルで、やや埋もれた感のある名品。 極悪非道だが銃の腕が並外れていてだれも手が出せないボス(ジーン・ハックマン)に支配される村。毎年一回、莫大な賞金がかかった早撃ち大会が開催される。今年もまた、あるものは賞金を、あるものは人殺しの快楽を求め、無法者どもが集う。その中には幼い頃にボスによって父親(ゲイリー・シニーズ)を殺された女(シャロン・ストーン)や、かつてボスの右腕であり牧師になったが強制的に大会に参加させられた男(ラッセル・クロウ)、親父に自分の存在を認めてほしい愛に飢えたボスの息子(レオナルド・ディカプリオ)らの顔もあった・・・ ごらんのようにそうそうたる面々を起用して一大娯楽作に仕立てたのは、名匠サム・ライミ。こーゆー映画は砂漠の真中に村のセットを一から組み立てて撮影するので大変な労力を伴うが、見事。カメラ・ワークなどもこっていて、緊迫感あふれる展開を生んでいます。ギターがベースのサントラも超クール。 ジーン・ハックマンの存在感は流石すぎる。あの顔でにらまれたら誰でもちぢみあがる。ディカプリオはまだあどけなさの残る、少年と大人の境目って感じなので彼のファンも要チェックでしょう。主人公を演じたシャロン・ストーンも、「グロリア」以上にタフで、それでいてもろい部分のある女ガンマンを熱演していますが、彼女の最大の功績は、まだハリウッドでは無名だったラッセル・クロウを見出して出演させたことでしょう。ちゃっかり食っちゃって(ぬれ場ってことです)ますしね。で、そのラッセル・クロウは、めちゃくちゃかっこいーっす。長い髪がさらに男くさーい魅力を助長していて、色気たっぷり。ほれますよ。 この映画は主要キャラの登場シーンが秀逸。そーゆー点では日本の少年漫画的ですから、それを読む時みたいな軽ーいノリで見ましょう。 |
 |