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誰もが抱えている傷を優しく癒してくれるような映画です |
誰でも、事情や深さはさまざまでも、心の傷は抱えているはずです。そんな傷のいたみに耐えられず沈んでいる人たちの依頼を受けると、「包帯クラブ」が、依頼者の傷の思い出の場所に包帯を巻きにゆく。。。ヒロインのワラ(石原さとみさん)は、発案者ディノ(柳楽優弥さん)に、”包帯なんか巻いて何が変わるの?”って疑問の声をあげます。そもそも「包帯クラブ」部員たちだって、みんなそれなりの、傷を抱えているのです(ぼくたちもみな、そうですよね)。でも、依頼者は包帯を巻いてもらうと、たしかに、何かしら、ほっとして、救われてゆくのです。
包帯を巻くことは”儀式”でも、勇気をもって、ひとに手を差し伸べること自体に、たぶんとても意味があって、それで人々の痛みに気づいていくことも大切なのでしょう。寓話みたいで、ちょっと哲学的な気もしましたが、若者たちの生命力と、なによりもひとへのあたたかいおもいやりの力が、傷ついたひとびとの傷を癒してしまうようにおもえました。ワラがひとびとと接しながら成長してゆく姿が感動的でした。とくに彼女がマネージャー姿で「ドンマイッ!」ってやるシーンは最高にグッとくる場面でした。
美しい映像、美しい青春映画です。ワラ役石原さとみさんは大変な熱演です。ディノ役柳楽優弥さんも快演!とおもいます。笑いや泣ける場面が自然にあふれていて、そしてひととのふれあいや、ひととして人間らしく生きてゆくことということを静かに語るような。。。見終えると、心が豊かになったような気分になれる、そんな、とてもいい映画です。星5つです。 |
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