良い / 口コミ件数 : 10件
価格 : 2,008 円
エンディングに流れる「返信」は、帰らぬ恋人並木への思いが‥名曲ですね。また、並木が最期に綴った手紙は、実在の回天特別攻撃隊の上西徳英少尉の文面が引用でされていて驚きました。この時代の人の声は、自堕落で、勝手気ままな私生活を考えさせられます。
戦争ドラマとしては邦画No.1ではないでしょうか! この作品を観て原作も読みました。原作と違う部分もけっこうありましたがそれはそれで楽しめました。人間魚雷回天、このような特攻兵器があった事は前から知ってましたが若い人達のほとんどは特攻は飛行機だと思ってた人がほとんどではないでしょうか?ぜひ、この作品を観て回天の事を知ってください!ただ不満なのは唯一発進した2号艇の体当たりシーンが無かった事! 海中のシーンが暗くてよく解らないとこがある事! そこが残念なんですが作品は素晴らしい作品なんで星五つです
過去の悲惨な記憶を風化させてはいけない。そんな想いを全編から感じる。 小畑を演じる黒田勇樹の短髪姿がチョット意外だった。小畑は入営前に「学生は勉学が本分…。職業軍人にはなれない」と言ったが、当時の若者も自らの、そして未来の社会を信じて勉学に励んできたはず。国家の都合で戦争にかり出された若者は、国や家族を守るためとはいえ、少なからず無念を抱いて死んでいったろう。 唯一の休暇で自宅に帰った並木は、小畑のグローブを受け取るが、帰隊後キャッチボールをする時グローブに小畑の名前が映し出され、あの穏やかな笑顔が浮かんで涙を誘う。 ラストでは、並木が残された者に託した想いが読み上げられる。エンドコールを眺めながら死んでいった者の無念と残された者の絶望を想い、そして絶望からはい上がって、今の日本の礎を作った偉大な先輩たちを想った。 並木の恋人として美奈子を上野樹里が演じているが、この手の映画ではどうしても女性はワキとして抑えた演技を要求される上、女性的な美しさを制限されるため、あまりいい印象はない(特典DISKの制作発表ではずいぶん派手なドレスだったが)。 並木の投手練習に元巨人の鹿取義隆が当たっている。鹿取は明治大学OBであり、この映画の趣旨に賛同したから。並木がサイドスローなのはそのせい(?)。 魔球を完成させた時の並木の青年らしい笑顔に泣かされた。 メインテーマのピアノと主題歌「返信」が似ていると思ったが、特典映像で加羽沢美濃さんが両曲を同じような手法の、コード進行も似ていることに感動したと語っていた。この映画を見た二人の音楽家が同じような想いを共有して、似た曲ができたということ。
戦時の中希望などがなくなり、野球選手、マラソンランナーなどの夢が破れ学徒出陣、小型特殊潜航艇、「回天」での海での特攻、何を思い船に向かっていくのか、家族のため、好きな人のため、この作品を見て今の時代に生きていろいろ考えさせられました。
この映画に男たちの大和のような激しい戦闘シーンはないです。ですが、見応えがあり、戦争がどういうものなのかを静かに教えてくれます。役者さんの方々も演技が素晴らしく、気が付けば涙がほほを伝います。