とても良い / 口コミ件数 : 26件
価格 : 3,161 円
エクステンド版でさらに長くなったが、物語の起承転結が明確で非常に解りやすい。俯瞰撮影とヘリからの地上部隊誘導シーンなど、親切な映画技法がさらに視聴者の理解を高めている。展開はノン・ストップで、5.1chが臨場感を高めるため、自分が流れ弾の中に身を伏せているようだ。ヘリの墜落、攻撃を受けるハマーなどの疾走、最後に分隊で走って帰るシーンなど、プロ的な「展開」の妙を見せる。戦争映画のお手本だろう。ただ、AA諸国の人が見て、全面的に米軍万歳とは叫べないテーマと描き方のため「史上最大の作戦」などのように普遍性を持った名画とはならないような気がする。
印象として『派手すぎない映画』という感じでした。 発砲音・爆発・弾痕までリアルに再現されています。 見事です。全てがリアルです。 無駄な効果は無いです、『戦場』を再現してありました。 映画としては 多少アメリカ目線の映画でした、 できればソマリア人のストーリーも欲しかったです。 ストーリーを期待しちゃダメですね。 『戦場を再現した映画』ですので、 この作品はアカデミー賞の「最優秀音響賞」なるものを取っています、 もちろん音楽も良いですよ、最後の音楽は泣きそうになるくらい 雰囲気を作ってくれる音楽でした。 このDVDは5.1Chサラウンドに対応しているので、 大画面+サラウンド環境 で見るともっと迫力が増しますよ!
劇場版の完成度が非常に高く、追加シーンが入ることにより、作品の良さが失われなければよいと思いますが、おそらくリドリーなので心配はないでしょう。リドリー作品の多くは、映画会社により泣く泣くカットさせられたというパターンが多いようです。ファンのために完全版を出してくれるなんて、ありがたい監督だと思います。(自己満足かもしれませんが)リドリーの作品は、このように後で完全版が出るパターンが多いので、今後も注意が必要です。 この完全版の発売により、新しくこの作品に出会う方もいらっしゃると思います。リアルな戦闘シーンが多く、目を覆いたくなるシーンも多いのですが、戦争とは?軍事介入の必要性はあるのか?等問題提起の作品になっています。是非、ご覧になっていただきたい作品の一つです。戦争映画というカテゴリーの中では、間違いなくNO.1だと思います。 3枚組のコレクターズ・エディションが以前に発売されていますが、そちらの方には映像特典が満載です。
公開時、音響設備もままならないボロい劇場で観たんですが、恐怖で凍りついたのを憶えています。今なお戦場そのもののモガディシオの市街地で、どこに潜んでいるかも分からないRPGを持った不気味な民兵に囲まれたら、と思うだけで発狂しそうなほど、この映画はあの場に居合わせた兵士の精神状態を映像化できていました。 それ故に「ソマリア民兵の描き方が化け物みたいじゃないか」「アメリカの軍事介入の肯定だろ?ふざけんな」という全てにおいて「公平な演出や視点」を求める方々もいらっしゃいましたが、はっきり言って、そうだったらこの映画が作品として優れたものになっていたでしょうか?って話です。 視点が偏っていたからこそ、あの「恐怖」を正確に描けていたわけですから。だって、リドリーはあの「エイリアン」の監督ですよ? そういった類の公平さは、この映画の担った役割ではないわけです。だから紛争を扱った題材だからと言ってイデオロギーによる評価から決して貶めてはならない。大局的な視座から離れ、悪夢のような戦場を描き切った究極のアクション映画だと思う。
この映画のスピルバーグとの違いは、1人1人の兵士をだれもヒーローとしないで、ただ軍人だから、ソマリアに行き、上官の言うとおりに戦争をして人を殺すが、兵士も人間だから、1人1人の苦悩や混乱をするという、ものすごいリアルな描写だ。あんな暴徒化している奴等に教われたら政治など考える暇などない。スピルバーグは、ただヒーローを作って、あり得ない無能な指揮を取るトムが全て成功して、ドイツ軍を壊滅させる、アメリカ正義ドイツ悪の勧善懲悪映画しか作らない。第一何で1人助けるために兵を何人も動かすんだよ…。あきらかに彼のユダヤ人としての私的怨恨を描いている。 しかしブラックホークダウンは、兵士が高みの見物してる奴等に、ひたすら右往左往されて壊滅寸前までいく様をリアルを描いている。それでも兵士は味方の為にヘリを降りたり、戻ったりと、アメリカの為でなくただ戦友を助けるために戦うという所にリアルを感じる。また、ソマリア側を書かれていないというが、何度もソマリア側の考えや、幼子を犠牲にされるシーンやアメリカとの違いが書かれている。 この映画がアメリカ善ソマリア悪映画としか書いてないと言う人は、ちゃんと見ていないのだろう。史実を調べると、かなりリアルに近い描写の映画だ。スピルバーグのリアルは最初だけだ。亡くなった兵士のためにも必要な戦争の、名誉ある戦士としてもいいのではないのだろうか