普通 / 口コミ件数 : 14件
価格 : 3,992 円
凄く重厚感のあるフランス製ホラー映画。 残虐描写どころかほとんど血も見せず、よくあるコケ脅し的な描写も使わないで、完全に演出と役者の演技のみで勝負している所が凄いです。BGMすらほとんどないのですが、その代わりに効果音が凄く際立っていて、思わず「上手い」と呟いてしまうほど。 上映時間77分に対して、前半日常生活シーンが長すぎるように感じるかも知れませんが、それすらも作為的であり、一度見終わってから見直すと、あちこちに複線が張られているのがわかります。 同じシナリオでハリウッドで撮ると、おそらくつい「ホラーのお約束」的描写が入るのでしょうが、そういったショットは一切ナシ。中盤からクライマックスまで全く気の抜けないまま終わります。 派手なスプラッタやCGによる演出が好きな人には「単に地味な映画」で終わってしまうかもしれませんが、これだけ緊張感を与えてくれる作品はそうそうないと思うので、ホラーが大好きという方には是非見ていただきたい作品です。 ※あと、この映画を観る前に、作品のラストに関する情報を知ってしまう事は絶対に厳禁です!面白さが一気に半減しますので。
ハラハラします!ドキドキします!ガクガクします!びっくりします!が、しかし、 全然正体不明ではないです。短いです。え、もう終わりかよ。です。「世にも奇妙な物語」でもいいです。実話です。だまされたと思って観てください。いろんな意味でびっくり!
何も知らずに観てください。 大袈裟なフィクションホラーとは全然違います。 近日ニュースでも目にする、親が子を殺してしまう何でもアリの時代です。 夢にも思わないことに巻き込まれてしまう。 正体不明のモノとはいったい・・? 事実という恐怖を身近に味わってください。 無防備すぎる自分に身が引き締まります。
本作は2002年、フランスで実際にあった事件を元に制作された。作品名は確かにB級臭いし、「こんな映画あったの?」と言われても仕方ないくらい知名度は低い。しかしちゃんと日本で劇場公開されているし、「エクソシスト」のウィリアム・フリードキンが選んだ最強恐怖映画ベスト13にも選ばれている作品なのだ。 小説家の夫と森の中に建つ家で生活している主人公。ある晩、家の外から不気味な音が。その音はしだいに近づき、ついに家の中から響きわたる。“正体不明の何か”が家の中に侵入したのだ・・。 何の予備知識も無く、本作について何も知らなかったのが幸いした。77分という短い時間の中で、実にハラハラドキドキさせてもらった。終始途切れることのない緊張感と恐怖感。暗闇のシーンが実に恐く、つい身をよじらせてしまう。低予算なのが逆にリアル感を与えているのだ。たとえば、カメラの手ブレが効いていることとか(笑)。主人公達が住む家、これが無駄にデカい。しかも内装が地味で気味が悪い。こんな家が停電になるのだからたまったもんじゃない。こんな人気のないところに住んだら危険だよという教訓を学ばせていただいた。果たして家に侵入したのは何なのか?ラストはその正体をちゃんと明かしているが、これにはフツーに驚いた。しかもこれが実話で、本当にあったことだという。世の中も恐ろしくなったなあと痛感させられた。果たして主人公達を襲ってくる“正体不明の何か”とは?何も予想しないで見た方が度肝を抜かれると思う。 最近見た映画の中でずば抜けて怖かった。出演者といい演出といい、ホラーサスペンス映画の中でトップクラスの出来映えと言っていいだろう。題名が確かにダサし、とてつもなく駄作臭いが、良く作り込まれた良質な作品。是非予備知識無しで一度見てみることをオススメしたい。
実話を基にした作品なので、ホラーというよりはサスペンス物。 オープニングで母娘が事件に巻き込まれるシーンから既に「犯人の手」が見えてしまうので、未知の生物であるとか超常現象の類で無いのは即分かりです。 しかし見せ方が上手いのでガックリにはなりませんでした。 オープニングで母娘が襲われるシーン。 夜道の林道で事故ってしまった車を直そうと、開いたボンネットの向こうから母親が、 「エンジンをかけて」 娘がエンジンを回してみると、 「もう一度かけて」 しかしもう一度エンジンを回し少し待ってみても母親からの返事は無い… 車の外に出てボンネットの前に回ると、そこに母親の姿は無くなっていた。 何度呼んでみても返事は無い。 異常事態と街灯の明かりしか無い暗い夜道で心細くなり、声が震え始める。 ギリギリギリ…! 得体の知れない音、そして木々の闇の中から、 ガサガサガサ! 生き物が動いたような音。 何かは分からないけど何かが居る…! 恐ろしくなった娘が車に戻り鍵と窓を閉め終わった時、 ドシャ!…ビシャ! 窓に何か汚物のようなものが投げつけられる。 ガシャガシャ! 母親から奪った鍵を使っているのか、外から鍵を開けようとする音、必死に鍵を押さえる娘。 そして恐怖に顔を引きつらせた娘がミラーを見た瞬間… はい、こんな感じで最初の犠牲者です。 この後に狙われるカップルがメインの獲物になるのですが、犯人が居ると分かっていても、姿が見えない、どこから狙っているのか分からない、何が目的かも分からない、逃げ道を確実に潰されていく…そして闇、という状況になると、人ってこんなに恐怖を覚えるんだねっと分かり易い作品でした。 「ハイテンション」だとか「サイコ」そして「ブレアウィッチ」で感じたものを思い出させてくれる作品でした。