とても良い / 口コミ件数 : 3件
価格 : 3,990 円
フランスのアートアニメーションは、メビウスと二度目の鑑賞です。 いきなり「アイボリー・タワー」で摩訶不思議な絵と不協和音の音楽が融合しあって、とってもシュールな映像に仕上がっています。 「鉛筆の先」では、丸や三角や四角などごく単純に描かれた絵が、弾むように楽しくえがかれています。 「雪深い山国」や「黄金の森の美女」は暖かく可愛い絵で、寓話を体験している感じになります。美女の美しい歌声が心に残ります。 どれも終わり方に余韻が残りました。フランスのアニメもなかなか面白いですね。
チェコやロシアのアニメーションを見出したら、 ほかにもいろいろ見たくなって、 この作品はアニメーションに詳しい知人にすすめられて見ました。 冬のヨーロッパを思わせるような、暗くて静かな景色が続いたり、 どこかさみしそうな、つまらなそうな顔をした人々が (しかも同じ格好をしている!)たくさん登場したり、 ふいに訪れるラストに驚かされたりと、 全6作品を通して、現代アートの世界を感じさせます。 中でも私が好きなのは、「雪深い山国」。 たぶん一番わかりやすいというのもありますが。 この作品では、現代人が自然にズカズカと踏み込み 、現地の人々の暮らしを脅かしているようすが描かれる一方で、 雪女(といっても、とってもけなげでかわいらしい雪女なんです!) の純粋な恋心が描かれています。 また、淡い色使いとシンプルな表情が、 ほんわかとした余韻を残してくれています。
「ジャン=フランソワ・ラギオニ短篇集」に続く「フランス・アート・アニメーション」シリーズ3巻目。但し、正確に「フランス・アート・アニメーション」と冠されているのは、この巻だけ。 このシリーズは、本当に嫌になるくらい販促がいい加減である。前述の「ジャン=フランソワ・ラギオニ短篇集」を探してみてくれい。イメージを拡大してみると確かに「フランス〜」と書いてあるのが読めるのだが、コロンビアのカタログにも「フランス〜」は付いていない。これは「ラギオニ」のレビューにも既に書いたが、せっかくの貴重な映像なのに見つけにくいったら無い。 見つけにくさの理由のもう1つはフランス名の日本語表記である。「世界のベスト・アニメーション」で検索をかけてみよう。このDVDにも収録されている「雪深い山国」が見つかると思う。これを辿ると内容を解説しているサイトがあるのだが、ここでの表記は「ベルナール・パラッシオス」。同様に「ラギオニ」は「ラギオニー」となっている筈である。どちらの表記が適切なのかは判断しにくいが、作者名だけでは探しにくいと云う1つの例にはなると思う。 #タイトルには作品名を入れるべし!!! 作品は前期のものが「ラギオニー」の影響を強く受け絵のタッチなど非常に似ているが、後の作品はより丸みのある穏やかな絵になっていて、アートファンだけでなく子供などにも受け入れられやすいのでは無いだろうか。そして、何と「雪深い山国」の絵コンテが冊子となって付いている! と、まあアートアニメファンにはありがたい内容だが、再三言う様に販促が、こんなではマニアが探しても中々見つからない。 フランス・アート・アニメには、他にも優れた短編がまだまだある。販促を改善し、続けて欲しいシリーズなのだが・・・。