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イノセンスの情景 Animated Clips [DVD]

イノセンスの情景 Animated Clips [DVD]

とても良い / 口コミ件数 : 17


価格 : 899 円





クチコミReview一覧
評価の高い順 評価の低い順 書き込み日の新しい順
口コミ件数:17 1 2 3 4 次ページ
1.  とても良い 光の翼さん 書き込み日: 2004年07月08日

すごいな・・・

 恥ずかしながら本編は見ていません。

日本のアニメって今どんななのだろうか、と興味本位で買ってみましたが、見ながら背筋に強い寒気を感じました。一部の隙もない張り詰めた空間、その凄まじいバランスの中に広がる仮初の実存域、強い忘我の効果がある音楽が相俟って、何ともいえない”狂気”を感じました。恐らく、本編を見ていないのでストーリーを感じるものが何もない、本当の情景を見ている所為かも知れません(極端かもしれませんが、深夜に時々放映されている自然の風景や動物と、ヒーリング系の軽音楽、あれの極めて遠いベクトルに位置している作品だと思います)。特に「follow me」が流れている時の、匂い立つような生々しい街角の風景は奇妙な切なさを感じさせます。映像自体は近未来ながらも自分の過去世を弄くられた思いがしました。とにかく驚きです。おいてきぼりを喰った感がありました。だけど、この映像や世界観に慣れていく自分が嫌だな・・・

それと、ボーナス映像。

あれが一番、心に響きました。ちょっと泣けました



2.  とても良い シバスチャンさん 書き込み日: 2004年03月19日

迫力&緊迫感満点!

映画館に足を運び観て来ましたが、前評判通り圧倒的な情報量を持つ映像美に圧倒されました。現在その映像をスクィーズで唯一鑑賞出来るDVDという事からも購入する価値は十分あるでしょう。価格もお手ごろですし。
主題歌「FOLLOW ME」が目的でこのDVDを購入しましたが、主題歌よりも民謡風(前作「GHOST IN THE SHELL」でもお馴染みの手法)のオープニング曲にハマッてしまいました。曲の中盤から和太鼓のテンポ良く力強いリズムが強調されると同時に全体的に音量UPし迫力&緊迫感満点の曲に仕上がっていて何度もリピートして聴きたくなってしまいます。また、この曲の際に映し出される映像は 映画本編のオープニングと同じ(だったと思います)で、しかも音声はDD5.1chなのでまんま映画です!
ラストに流れる主題歌「FOLLOW ME」も当然素晴らしいですが、予告編等でBGMに使われているものとは少しバージョンが異なり、若干スローなテンポです。そしてこの曲のエンディングに映し出されるガイノイドの寂しく悲しげな上目づかいの眼差しはゾクっとします。



3.  とても良い prey2さん 書き込み日: 2004年03月21日

製作者の自信のあらわれ

公開中の映画の背景を取り出して、音楽クリップにしてしまうというのは
製作者の自信のあらわれであると思う。
実際見てみても、美しく幻想的で面白い。しっかりした世界観がなければ
とても売り物としては成り立たないであろう。

映画よりも背景をゆっくり見ることができて、改めて、イノセンスの
映画の凄さをうかがいしれる。
この作品もまた、世界に衝撃を与えるであろう。



4.  とても良い sekizonoさん 書き込み日: 2004年03月06日

イノセンス―それは命。

既に色んなメディアが取り上げているので“イノセンス”の
映像をご覧になった方も多いことでしょう。
前作の“攻殻機動隊”でさえ、もはや10年近く前の映画である
はずなのにあの映像美…。イノセンスは更に進化しています。
今回は映像に加え音楽も素晴らしい出来かと。
映画の舞台は未来ですがどこかレトロと言うかノスタルジックと

言うか…映画のテーマでもある「イノセンス―それは命」の通り、
何だか映画を超越した壮大な世界に引き込まれる…というのは言いすぎでしょうか?
でも元々、映画というのは現実を忘れて楽しむものですし、それがTVサイズになってしまったからと言って魅力が半減するワケでもありません。
日本が世界に誇るアニメの完成系…じっくりと堪能してください。



5.  とても良い ニゴチュウさん 書き込み日: 2005年01月01日

強暴なまでに進化を遂げた映像

「強暴なまでに進化を遂げた」とのキャッチコピーを耳にしたが、「イノセンス」の映像は確かに強暴な美しさだ。押井守の作品はウォシャウスキー兄弟やジェームス・キャメロンといった世界の一線級アーティストに多大な影響を及ぼし、今尚その状況は継続しているが、彼らの作品と比べても、押井作品は物語の含む神秘性、高度な思索性といった点で一層深度を獲得している(それゆえに、作品の側が、見る側を選ぶ要素が生まれる)。その物語性の裏付けを獲得するためにひたすら追及していった一画面、一画面がもつ極限情報量の可能性がここで一つの結実となっている。音楽と背景映像(そしてフラッシュバックのように挿入される文字)によって構成される本作品は、押井守作品の中では六本木ヒルズオープニングのために制作された「TOKYOSCANNER」(音楽:?島邦明)と雰囲気が似通う。どちらも観ているうちに不思議な、夢とも幻とも思える浮遊感につつまれる作品だ。また、映画のプロモーションビデオ的作品としては「ケルベロス」でもナレーションを含む30分の別作品が作られており、これも同傾向といえるが、やはり作品自体の影響力を考えると、本作品は一層存在感がある。

映像は映画本編の美術を、楽曲は既発のサントラから伊藤君子が歌う2曲を含む7曲が用いられており、「聴きどころ」といえる曲が選ばれているので、サントラを買うより、こちらで映像も楽しもう、という筋があってもいいだろう。またストーリー性などは特に持っていない(高度に抽象化されている)ので、映画を見る前に見てはだめ、というわけではないが、映画初見の衝撃を一気に強めたい人は、やはり映画本編を先に観た方がいいだろう。

それにしても、ここまで進化してしまったアニメーション技術は、逆にいよいよ収拾のつかない状況にあるのかもしれない。もはやアニメーションという定義が旧来の辞書的な意味では追いつかなくなっている。この映像詩を観てその感慨も新たにした。



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