良い / 口コミ件数 : 441件
価格 : 2,400 円
「ハウル」の魅力って何なんでしょう? 宮崎監督の映画ということで、いろいろな意味で見る人に期待感や先入観を持たせてしまっているような気がしますが、私は単純に、「この物語すきだ」と思ってしまいました。 美しい絵? 独特の雰囲気? キャラクターの魅力? 分かりません。 ソフィーがハウルに手を取られ、流れるワルツの中、空中散歩をしたときから私も物語の世界に取り込まれてしまったのかも。 冷静に見ると、話に矛盾点があったり、ちょっと尻切れトンボだったり、いろいろ欠点はあります。 でも見終わったあとに「楽しかったな、私幸せだな」と思えたなら、それで十分です。 もちろん、宮崎映画なので単なるメルヘン作品ではありません。 戦争に対するメッセージ、自分に素直に生きること、人を愛すること、見る人がそれぞれ感じるテーマのようなものは詰められています。 でも、たまには、難しいことはちょっと脇において観てみてはどうでしょうか。 まだご覧になってない方、ぜひおうちのDVDで見てください。 そして、ソフィーやハウルたちと供にハウルの動く城に乗って旅に出ましょう。 旅の終わりに何を思うかはご覧になった皆さんの自由です。
宮崎駿監督作品。登場人物の個性がよく出ていて、宮崎監督らしさの溢れている作品です。この映画から平和の大切さや愛することが伝わってきました。いつもながら…宮崎監督はどうしてこんなに伝えるのが上手いんでしょうね?音楽も素晴らしかった。久石サンの音楽大好きです。和むし、何より映画をより楽しませてくれます。特に「人生のメリーゴーランド」は名曲です☆声優サンも豪華!!ハウルにはSMAPの木村拓哉サン。歌ってる時とはまた違う声を聴かせてくれます。生き生きとした登場人物が最後には素晴らしいHappy Endを迎えてくれるのは見ていて本当に感動します。さすが宮崎駿サン。ジブリの中でもかなりの大作!!だと思います。
ジブリがここ数作でちょっと変わったのは、全ジブリファンが認めることだと思う。そして昔からのジブリファンにとってはそれがとても受け入れられないらしい。 私はナウシカやカリオストロからのジブリファンだが、今のジブリも好きだ。昔の作品は、メッセージがとても分かりやすくストーリーもシンプル。純粋に楽しく、諭される映画だったと思う。今のジブリは、「考えさせる映画」だと思う。ストーリーもメッセージも、何通りもの解釈が出来るまま受け手にほうりだされる。私はハウルを見た後も色々な謎で頭が混乱してしまった。しかし、この考えることこそが必要なのだ。ソフィの容姿の変化、ハウルの正体。これらの謎を自分なりに考えていくことで、自分の哲学が増えるのではないか。最近のアニメのように、作品に全てを説明させるようなものよりも、「考えさせる映画」こそが、これから必要だ。私はそういう点でこの映画を高く評価する。また、声優は、ソフィの若い頃は難点だったとはいえ、他は見事だ。キムタクだからといって叩くのは気の毒だと思う。映画を見る時くらい心を広く構えて見ようよ。
正直、不思議で掴みどころのない奇妙な作品でした。部分部分は簡単であるけれど、全体を通してみると非常に難解です。分かりやすい気軽なストーリーを求めて見ると、スッキリしなくて気分悪いかもしれません。でも、逆にそこが私には魅力に感じられました。、明らかに意図的としか思えない不可思議さ……思わずいろいろと考えて込んでしまいました。文学的というか詩的というか、キャラクターが魅力的でエンターテイメントっぽいけど扱う内容はエンターテイメントだけじゃないような。軽やかな反面、非常に重く、けれど快い。知らない言葉で歌を聞いているような、靄を抱えながら何度も繰り返し見てしまう……だからこそ、明確な答えを求めたがる人には受け入れられない作品なんでしょうね。いろいろ言いたいことはありますが、それさえもどうでもよくなるぐらいに私は好きです。
評価を読んでると意味が解らないという批判の声が多い様なんですが…。 このお話は今までの宮崎アニメのメッセージを受けとる形ではなく、自分で答えを見つけ出す物語です。 私は大好きです。 ただ、私も一度目は『?』でした。 でも絶対真相が知りたくて二度、三度観るうちに『?』が『!』になっていき、最終的にソフィとハウルの人を愛する事での心の成長と、二人の時を越えた約束に本当に大好きな作品になりました。 全て理解した上で見返すと、前半の全く気にしてなかった表情や行動に裏付けが出来て『あーこの時こんな風に思ってたんだろーなぁ』って思えたり、後半の意味が解り兼ねた箇所も『あーこうゆうことだったのかぁ』と、物語に厚みが増して更に胸を熱くしてくれました。 私の解釈ですが、監督のこの作品の作り方と最終的な話のテーマがリンクする様になってると感じました。ただ観て楽しみたい方はつまらないと思いますが、自分で探求し解釈を得ることが好きな方にはオススメです。 ただ、確実な答えは宮崎監督もないとおっしゃられてるんで、自分だけの答えを見つけてください。