良い / 口コミ件数 : 7件
価格 : 1,180 円
先に言っておきますがまったく怖くはありません そっちの方を期待されている方はやめてください。 ただ怖くない分面白いです非常にエンタテイメントという感じがして 見とれました 非常に昔のホラー映画を感じさせる映画でオールドファンの方は大喜びするでしょう なによりその幻想的な世界観素晴らしくまったく飽きずに見れます 役者陣も豪華で芸達者な 人たちばかり 尾上菊野助や黒木瞳の熱演にも注目です軽い気持ちで見たけれどもの凄く好き な作品となりました もう一度みたいです。
怪談の語りで幕開け。「親の因果が子に報い…」を絵に描いたような顛末。武士である新吉の父は、取り立てに来た金貸しの豊志賀の父をを切り落とす。呪いの言葉を吐き金貸しは絶命。武士の家は没落。二人の子供はそれぞれに知らずに育ち、巡り合う。 誠実な煙草売りの新吉と美しい三味線の師匠・豊志賀は惹かれあい同居するが、籍は入れない。いろいろと噂が立ち豊志賀の生徒は徐々に去っていく。仲良しの妹の忠告にも恋に目がくらんでいる豊志賀の耳には入らず二人は絶縁。豊志賀の屋敷で下働きをしている新吉を慕う生徒。あらぬ嫉妬に駆られる豊志賀。やがてその嫉妬に導かれるように新吉と彼女は… 新吉の流し目がキモくて怖いです。これから訪れる不吉な未来を語っているようです。黒木瞳が姐御っぽい気風のよい師匠から嫉妬に駆られる狂気の女への変貌を見事に演じております。質素で真面目だった新吉は、何時から私欲のために人殺しにまで手を染める人間になってしまったのでしょうか。やはり呪いのせいなのでしょうか。人の心模様の恐ろしさを江戸の風俗を交えて描いています。題目もシンプルに「怪談」。非業な幕引きまで目を離せません。
ホラーが苦手な私でも最後までなんとか観られたので、とびっきりの恐怖を味わいたい方には物足りないかもしれません。でも丁寧に作られた映像は美しく、女性の方にもお勧めできます。尾上菊之助、黒木瞳のお二人ともさすが貫禄のある落ち着いた演技でしたが、その二人を喰ってしまうのではないかと思わせたのが井上真央、木村多江、麻生久美子、瀬戸朝香の女優陣。瀬戸朝香の気持ちよいほどの悪女っぷり、井上真央もこれまでの作品で見せてきたおきゃんなイメージとは打って変わって、健気な町娘の役をきっちりこなしています。
大道具さん小道具さん照明さんがいい仕事しています。細部にまでこだわった造りは監督のこだわりでしょうか。手をぬかない良質の映画を観たという印象です。怪奇映画で有名にはなったものの、中田監督はもっとちがった作品を撮りたいのでしょうね。そういう監督の夢と向上心が垣間みれる、気合いの入った作品でした。
黒木瞳は綺麗だし演技もうまい。 役にもなりきっているし見ていて気持ちも入る。 しかしオバケメイクがまったく恐くないのだ。 黒木瞳というソフトで暖かい印象のある実際の人を知ってるし顔が優しいのだ。 個人的には高島礼子なら恐いと思う。 プライベートが見えないし顔も端正で冷たい。 亡くなった師匠(黒木瞳)の体をきれいに拭いている時、 首は上下に揺れているんだが(死人の)目が追っかけてくるシーンは少しゾクっとしました。 このシーンで顔がきれいになってるのはストーリーの整合性に疑問ですが。