良い / 口コミ件数 : 6件
価格 : 1,459 円
退屈な日々を過ごす若者たちが、ある日突然“銃”を手にする。手にした途端に何とも言えない自信が湧き出てくる。“銃による平和主義”を目指した若者たちの物語です。まず物語の完成度は非常に高いです。ラストも衝撃的でした。ティーンの方は特に共感できると思います。
炭鉱の町というと煤けた暗いイメージが付きまとうものだが,本作品は実にカラリと若々しい光で撮ってある。 若者は,とかく何かを信じる中で己に自信を得,生き方を模索するものだ。劇中の彼らは,信仰の対象を銃に決めたことから,悲劇とも喜劇ともとれる結末へ導かれる。ラストの銃撃戦は,彼らの信仰を試す試験のようなものとして描かれ,悲壮感の欠片もない。そうなることが自明であったかのように。 サンダンス映画祭で上映とパッケージにあったが,「明日に向かって撃て」のラストが同じようにカラリとしていたことを思い出した。 ジェイミー・ベル,劇場で「リトル・ダンサー」を観て以来だった。成長した彼は繊細で聡明そう。
伊坂幸太郎の『重力ピエロ』に出てくる台詞「本当に深刻なことは陽気に伝えるべきなんだよ」を思い出させるような、ポップでダークな物語。銃社会という重たーいテーマを、青春ドラマのような衣で包んだ味付けは、ぴりっと皮肉が効いている。 後半、一気に破滅的な方向に話が進み、実際に深刻なシーンが続くが、その描写はあくまでポップ。深刻ぶって声高に議論したい人は、呆れてしまうかもしれない。 ただ、それだけに、衝撃的なラストシーンがより効果的に胸に迫るのだと思う。
この映画は一言で言い表すなら、このタイトルが、一番ふさわしい。偶然ながらにも銃を手に入れた『弱い』青年。そして、彼に『自信』を与えた「ウエンディ」、『強さ』を与えた彼と似た性格からなる集団。これらが一線を超えた時、彼は何を見るのか。
テーマは銃社会についてですが、銃に依存していく弱い若者達の歪んだ青春の物語でもあります。 “負け犬”ゆえの弱さ、純粋さ、実直さ、そして危うさ。 映画自体は銃を肯定するでもなく、批判するでもないという感じですが、 銃を通して人間の色々な弱さや歪みが描かれています。 ただ、監督したわけでないとはいえ、ラース脚本の独特な表現や空気感がありますから、 必ずしも万人受けするという作品ではないかもしれません。 舞台も小さな町の一部分だけだし、何処となくドッグヴィルに近い描き方だなとも思いました。 とはいえ、おれは実に面白い作品だと思いましたけどね〜♪ ラースファンだからか??