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1. とても良い |
大庭さん |
書き込み日: 2005年10月19日 |
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時代を超え輝く傑作 |
妻の薦めにしたがって購入したのだが、この作品は大変楽しむことが できた。私は残念なことに、原作は未読。原作との比較はできない がヨーロッパの数国The Rose of Versaillesとして、 繰り返し放映されているアニメーションというだけあってその類稀な構成と流れを十二分に堪能させていただいる (現在私は三巻のみ購入済) 原作とは展開や主人公が違うので、私はこの作品のみを観た感想として 書かせていただこうと思う 1979年に製作されたこの作品は、フランスの革命以前からオスカル という難しい人生を歩んでいく人物を中心において話を進めていく。 ただ、”フランス革命以前以後”という舞台にスポットが当てられて いるため、物語は複雑にならざるをえず、本来なら退屈な歴史物語 のような作品にならざるを得ないと思われるが、この物語は 息吐く暇を与えず、それぞれの登場人物を鮮やかな演出で演じさせ ている。 一巻においては、本当の意味では物語は始まっていない。 フランス革命の兆しもなく、序章である。しかし、フランスの体制の 腐敗、マリーアントワネットの立場、オスカルの苦悩(彼女は一度しか それを出さず、それ以後さもそれがないかのように振舞うが…)、 次々に現れる全ての”象徴”がドラマティックに動いてゆく この作品を楽しむ層というのはいくつかあり、 ・世界史に親しみのある人 ・とにかくパリ、フランスの雰囲気が大好きな人 ・アニメーションが好きな人 ・貴族が好きな人 ・少女漫画もしくは原作が好きな人 というのが大まかな括りではないかと考えるが、どの層にも 大きな感動を与えることは間違いないといっていい。 この作品は驚くことに、一つ一つの登場人物の言葉や動きが その立場や考え、さらには歴史的な背景を強くあらわしている。 無駄が無く、それだけ強く登場人物の心が表現されているように 感じる。それだけ胸に響く。私はこの作品を一日一話以上見ることが できない。国交、立場、哲学、すべてが私に伝えられ、うずまいて 考え込み疲れてしまうのである オスカルは、この作品での主題歌で繰り返される”バラ”であることに 違いはないが(原作は違うのだろう)、この作品の溢れる力は 世の中に”私は「バラ」症候群”という女性を数多生み出しただけでも、どれだけの作品かというのがわかっていただけるのでは ないだろうか |
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