初めてこの映画を観た時、あまりの衝撃に体が震え、 涙があふれんばかりに出たのをおぼえています。 あの衝撃的な結末、主役がしんのすけでないのは、 従来のファンには賛否両論だと思いますが、逆に言うと今、この話を 作れるのは?クレヨンしんちゃん?だけしかないのも事実。 一見、ただのお涙頂戴のエピソードも冒頭に伏線がしっかり張られているので、つまり(しんのすけが来て変えられた過去)があるので 納得できてしまう。 この映画の始まりと終わりが、簾姫が泉にいる場面というのも面白い。 しかもどちらの場面も又兵衛の?雲?があるのがにくい演出だ。 そもそもなぜ、野原一家が戦国時代にタイムスリップしたのか? 簾姫の「私の願いがかなったせいで、しんのすけにはつらい思いをさせたな」ではっきり理解できる。 又兵衛への廉姫の願いが、しんのすけたちを導いたんでしょうね〜 ラストの又兵衛の雲を見る現代の野原一家と 戦国時代で又兵衛の雲を見る簾姫。 「おじさんの旗だ」 「おい、青空侍」・・・・ 時代を超えても、500年の時が経とうと、人の願いや思い、心は尚も 受け継がれ、変わらない。そんな素晴らしいテーマが堂々と最後に描かれている・・・・おそるべき、?クレヨンしんちゃん? 全編、巧みな演出とストーリー展開、人物描写のうまさは、 はっきりいて最近のジブリ作品なんて足元にも及ばない完成度。 アニメは、ジブリや宮崎作品だけでないと実感できるでしょう。 ただ非常に残念なのが、これが?クレヨンしんちゃん?というだけで 敬遠したり、拒否反応を示したりする人がまだ、たくさんいることです。偏見は捨てて率直に観れば、良いと思うのですがね〜 一生ものの映画体験になるかもしれませんよ♪ |