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1. とても良い |
白ちゃんさん |
書き込み日: 2003年02月02日 |
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ローレンス・オリヴェの名演 |
最近では、ケネス・ブラナーがよくローレンス・オリヴィエと 比較をされますが、 やはりその丹精な顔立ちや演技力は、オリヴィエに軍配が 上がるのではないかとおもいます。 (解釈等の斬新さ、ではブラナーに軍配が上がるでしょうが・・) 特に、「To be・・・」(生くべきか、死すべきか・・) の名セリフの場面は、骸骨とハムレットが向き合い 悲劇的結末を象徴的に表現する、映画史でも有名な 名場面だと思います。 (ブラナーは鏡の中の自分に自問自答していたと思います) 超ロングバージョン、豪華絢爛セットの現代ブラナー版 ハムレットも良いですが、丹精な演技で魅せる 地味ですが「名演」オリヴィエバージョンも、 ぜひチェックするに値する名演技だと思います。 |
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4. 普通 |
お気に召すままさん |
書き込み日: 2003年08月10日 |
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甘口なのに「決定版」とは? |
1948年作のこのオリヴィエ版は、「ハムレット」映画の決定版のように言われているが、果たしてそうか?全世界で最も上演回数の多い演劇と言われる「ハムレット」。その映画化にしては問題が多い。19世紀の「優柔不断な王子様」というロマンティックなハムレット像の残響だろうか。全体に甘美な雰囲気があり、ハムレット、レアティーズ、ホレーシオは美青年だが、ガートルードは若すぎるし、オフィーリアが中途半端で、発狂がきちんと表現されていない。「怖い」感じがまったくないのだ。 王たちの盗聴をハムレットが初めから立ち聞きして知るという「改作」がなされているが、これでは、オフィーリアの口調から盗聴に気づいて絶望し、彼女を詰問して「尼寺へ!」と叫ぶあの緊迫感が台無しだ。「to be, or not」以下の台詞を後に持ってきて、絶望したがゆえの発言として、因果関係を見えやすくしている。だが、我々には物事の因果関係が良く見えない謎であるということこそが、原作の核心であり、緊張感の源泉なのだ。因果関係を分かりやすく見せてしまえば、安っぽいメロドラマにしかならない。 64年作、旧ソ連のコージンツェフ版の方が、映画としてはずっと上だ。荒涼とした本物の古城を使って、心が凍るような凄みがある。人が誰もいないのに、あらゆる所に「視線」を感じるという、相互監視社会のリアリティが背後にある。狂気を演じるハムレットが、つねに誰かの視線を意識した「演技」だというところに、原作の政治劇としての懐の深さがある。残念ながらオリヴィエ版からは、この「デンマークという牢獄」がすっかり抜け落ちて、気の抜けた甘口ドラマになっている。 |
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