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ブラジルから来た少年 [DVD]

ブラジルから来た少年 [DVD]

とても良い / 口コミ件数 : 7


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クチコミReview一覧
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口コミ件数:7 1 2 次ページ
1.  とても良い ラバウル太郎さん 書き込み日: 2004年02月16日

音楽に注目!

「ブラジルから来た少年」についてはストーリーを紹介するのは適切ではないでしょう。ここでお話いたいのは音楽です。ジェリー・ゴールドスミス作曲の音楽は流麗なウインナワルツとナチスの邪悪なイメージを具現化した二つのモティーフで構成されていて、この映画の語り口のテンポの良さとすごくマッチしています。恐ろしい展開のあとでエンドタイトルに流れるテーマのワルツは観る人に強い印象を残します。ゴールドスミスの作品でも出色の出来だと思います。映画自体は原作を実に上手く、ドラマチックに映像化しています。また、ハリウッドの戦争映画にドイツ軍の将校役でよく出演していたドイツ人俳優、ヴァルター・ゴッテルやヴォルフガング・プライスなどが顔を見せるあたり、かなり凝っています。



2.  とても良い スレイブデイトンさん 書き込み日: 2005年06月23日

原作を読んでから見ましょう...

第三帝国復興のため、グレゴリー・ペック扮する遺伝学者ジョセフ・メンゲレがとんでもない事を計画そして実行する。
それを防ごうとする、ローレンス・オリビエ扮するユダヤ人リーバーマンとの対決を描いたサスペンス映画である。
エイリアンが地球を侵略するといった荒唐無稽なStoryのSF映画とは違って、ナチの残党によるナチス再興を目論むといういかにも現実にありそうな、物語が背筋を凍らせます。
全編重苦しい雰囲気が漂う、限りなく役者たちの演技で見せる映画でもあり、アイラ・レビンの原作が素晴らしい故、これほどの完成度の高い娯楽作品となっています。

私は、原作を読んで物語の結末を知っていたにもかかわらず、この作品は充分に楽しめました。
只、逆の場合は恐らく、原作の良さを知る事が出来なかったのでは無いかと思います。

監督が「猿の惑星」、「パットン大戦車軍団」の偉大なる人であるし、音楽をジェリー・ゴールドスミス(ユダヤ人です)が担当している訳ですから、2時間4分の上映時間はあっという間です。
この作品を劇場未公開にしてしまった日本の配給会社の愚かさにはホトホト呆れてしまいますね...



3.  とても良い 銀美さん 書き込み日: 2003年12月11日

恐るべきナチの執念

 あなたは、物語の最後になってようやく、この映画のタイトルの意味を知ることになるでしょう。ああ、ストーリーについては詳しくお話できません。特に、まだ見たことのない人に対しては。でも、ちょっと最初の部分だけをお話しましょう。

 ナチの残党を追いつめ、その罪を暴くというユダヤ人の特別な組織がありました。(しかし、ほとんど残務処理をしているという状態。)とあるジャーナリストの青年が、その組織宛てに切迫した電話をかけてきます。どうやら、かなり大掛かりな暗殺計画が実行されようとしているのです。青年は秘密を知ってたために殺されてしまいますが、暗殺される人々の名簿一覧は組織の手に渡ります。しかし、その名前の男たちは、誰も彼もさほど重要な職についているわけではなく、俗に言う小役人でした。
 なぜ彼らが狙われるのか?それがナチとどうゆう関係があるのか?年老いた捜査官が暗殺された男の家を訪ねていくことで、謎が明らかになっていきます。うーん、ここまでしか言えません。

 最後は手に汗握る恐怖が待っています。ああ、もう言っちゃだめ!



4.  とても良い 匿名さん 書き込み日: 2007年02月24日

何故日本で未公開か疑問の傑作サスペンス

映画でありながらも妙に現実感が感じられ、サスペンス・緊張感も最初から最後まで維持された傑作。これは主演3人の力演によるところが大きいと思います。ドイツ訛りの英語で熱演したG.ペック、静かですが物語に現実性を与えたJ.メイスン、そして何よりもL.オリヴィエの老いぼれっぷりが際立ち、その巧さには舌を巻きます。彼が貧弱に演じていたからこそ、映画にスリルを与えたといっても過言ではないと思います。これだけの内容、キャスト、加えて音楽もJ.ゴールドスミスが内容に相応しい味付けをした名品なのに何故日本で未公開かは大いに疑問です。



5.  とても良い DVDマニアさん 書き込み日: 2007年07月22日

グレゴリー・ペック怪演

 第二次大戦後、南米ににげたナチスの残党のうちアウシュビッツの主任医師として、わが国の731部隊に匹敵するほどの残虐な人体実験を行ってきたヨーゼフ・メンゲレ(グレゴリー・ペック)の恐るべき計画と、それを阻止するナチ・ハンターのリ−バーマン(ローレンス・オリビエ)の対決を描いた映画です。
 日本では未公開に終わりましたが、その昔、今はなきレーザー・ディスクが発売された当初は、この作品のソフトが初期の目玉になっていました。
 この映画の性質上、内容を詳しくレビューすることは出来ませんが、ストーリーの面白さもさることながら、ジェームス・メイスン、ウォルフガング・プライス、スティーブ・グッテンバーグ、デンホルム・エリオットなどを脇にまわして、グレゴリー・ペックとローレンス・オリビエの二人のご老体が大活躍です。特にグレゴリー・ペックはそれまでは生真面目な役が多く、大根役者の感があったのですが、この映画のペックはまさに怪演で、過去の真面目な正義漢のイメージを逆手にとって見事な演技でした。
 実在のメンゲレはナチス・ハンターの手を逃れて1979年に南米で海水浴中に死亡。この映画が製作された1978年にはまだ生きていたのです。



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