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ムズカシいことは考えんでええ!笑顔の裏の哀しさを! |
僕自身の初めての在日コリアンの友人が、キョンジャのような可愛い女性ではなかったもんな・・・。僕も初めは戸惑ったが、彼のお陰で色んなことを勉強でけたもんや。僕の友人はハングルがでけへんかったし、何でか僕と一緒に勉強した。そんな、個人的な多くの在日コリアンの友人との出来事の懐かしさも感じながら鑑賞した。
まず、この映画で良かったと思ったのが、舞台設定に京都が選ばれたことやな。京都という街は、古の都であり、日本を代表する観光都市であるが故に、都市のキャラクターを表面だけの印象を持ってはる方が多かったのとちゃいますやろ?なんぼ、詳しゅうお方でも、ハイテク・ベンチャー企業が多い街というイメージでっしゃろか?
京都という街にも様々な人々がおますんでっせ!その中でも、(修学旅行生を含む)学生が多いというのが特徴の一つ。ある意味、社会における若者の複雑な時代背景を見事に描いてはる。僕はまだ生まれてへんけど、オトンから聞いてたとおりや!しかし、「丸物百貨店」には、大いに笑わしてもろうた!
次ぎには、「カワ」。
『イムジン河』、鴨川、○○○等と色んな意味でのキーワードになっとるが、ネタばれになるから詳しくは書かんとこ。
最後に、京都人としては、「あの頃の京都市内は『市電』もあったし、鴨川河畔には京阪電車も地上を走っていたんやけど・・・」と、ツッコミを入れとうな
るが、ムッチャおもろい映画やったんで減点せずに忘れまひょ。
偶然にも仕事でこの映画の舞台となった地区を担当することになりました。街を歩くと住宅・道路・図書館等の行政が必死でインフラ整備に努めているのが窺える。
しかし、京都の中でも繁華街の間近だというのに寂しい。康介がギターを叩き付けた橋を渡ると何故だか涙が止まらない。現実に、バラックのような住まいも残っている。
さらに最近になって、戦前・戦中に周辺に大きな軍需工場や旧日本軍陸軍基地があったことも知った。自分自身、京都に生まれ育って今の今まで、この街のことをホンマに解っとったんかいなという自問自答を繰り返している。
『パッチギ!』・・・。この映画は、とても楽しい映画である。しかし、その笑顔の裏側の哀しみがあることを胸にこの街を歩いている。
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