とても良い / 口コミ件数 : 8件
価格 : 2,969 円
丁寧に作られた佳作。 様々な死を通して、観る者の心の奥に、静かに、 希望の灯をともしてくれる…そんな映画です。 アコースティックギターの名手・吉川忠英さんの音楽も、 心の琴線に、たおやかに響きます。 あまり話題にならなかった作品だけど、 本当にたくさんの人に観てもらいたい。
死んでしまったほうがよっぽど楽だって思うことが最近多くなりました。そんななかで、ふと手にしたDVDがこれでしたが、次第に心が温かくなっていく感じがしました。 「樹海」といえば、私が別に投稿した、あの頭の足りない大学生の心霊ビデオでしたが、これは違いますね。死にに来たのに、生きようとする「無意識」がスクリーン全面に出ていて、それを汲み取るところに自分の命をつなげる望みを見出すことができる。 途中、緩慢になるところもありますが、私が一番グサッと来た言葉は「どうしたらいいんでしょう?」と誰に尋ねるでもなく口をついた、あの薬を飲んだ女性の一言ですね。「どうしたらいいんでしょう」は、常に我々が口にする言葉。この映画の舞台は樹海。要するに樹海って、我々が放り出されたこの苦しみの世界なんですよね。深いですね、この映画。何度も見たいと思います。
富士の樹海に自殺に来る人達の物語。オムニバスというか、数名の ストーリーが進行しますが、とってつけたようにならず、うまくまとまっています。 一つ一つのストーリーもすごくよくできています。 女性が自殺した原因を探る探偵と、一度女性と飲み屋で一緒になり 写真を撮っただけの関係のリーマンとの物語が、一番心に残っています。 自殺がテーマなので基本、暗いといえば暗いですが、人と人との繋がりを 再認識できたりと、心温まる内容になっています。是非見て頂きたいです。
久しぶりに映画を見て泣きました。それぞれの物語が切なく苦しいのだけれど、最後にはかすかな優しい光を感じさせてくれます。音楽も又素晴らしい。
偶然、この作品に出合いました。 どんな内容かも知らず、なんとなく観てみると・・ こんなに深いテーマだったとは。 死に場所を求め彷徨う場所(樹海)で、新たに生きたいと思う心の奥からの叫び。 樹海は、本来は、死に場所なんかではなく、生命体のみなぎる場所なはず。 この作品は、4つのストーリーが交じっているのですが、 どれも、日常的なもので、大袈裟なものではない。 誰でも、死を意識するし、逆に生も意識する。 人間にとって、ごくあたりまえの感情などを、 とてもリアルに描かれているのではないか?と感じました。 そして、映像や音も綺麗です。 何もかもが自然で、凄く身近に感じられ、いろいろと考えてしまいます。 こんなに良い作品があったとは知りませんでした。 もっと多くの人の目に留まって欲しい作品です。