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ドイツ本土戦略爆撃については、非常に貴重な映像です。ドイツが悪いという言葉しかしらない方には観て欲しいです。 何故、ドイツ国民は祖国が瓦礫の山になる前にもっと早く講和、降伏を考えなかったのでしょうか? ここでは、それを考えるうえで、今までになかった視点があります。爆撃で徹底的に都市を破壊する連合軍に、もし降伏したら、どんな仕打ちがまっていることか、虐殺されるのではないか?これなら降伏しない方がいい、降伏などできない、という心理状態になっていたと当時の住民のインタビューです。 パリ解放については、ルネクレマンの「パリは燃えているか」は非常に完成度が高く、史実に基づいてますが、ここに出てこない史実もここにはあります。占領軍司令官のコルティッツとレジスタンスとの協定や、怯えながらパリ市内を通行し、火炎瓶で焼かれるドイツ兵。またパリ市民は、そもそもドイツ占領に対し、あまり自分たちには関係なく、ドイツ軍とパリ市民の関係は当初、非常に良好であったこと。
フランス奪還作戦では、ノルマンディー地方の解放が一段落し、 本格的に内部へ進攻する様子を映しています。 特にパットン第3軍が「電撃戦」といえる程の勢いで、次々とドイツ軍の 戦略拠点を制圧して行くところは流石で、彼の真価が発揮された賜物だと 思いました。 しかし、迅速な進軍とは裏腹に肝心の補給が追いつかず、一時的に停滞して しまいます。 どの部隊に優先的に物資を供給するか、アイゼンハワー、 ブラッドレー、ホッジス、パットン等の司令官が話し合う光景もあります。 また、レッドボール・エクスプレスという補給システムを確立し、アメリカの モータリゼーションをフルに活かした兵站支援は、とても画期的なものだと思い ました。(現代では、どの国でも当たり前のものだが・・・。) 慢性的な物資不足に陥ることなく、常にある程度充実した作戦を実施出来た アメリカ軍の強さの秘密が少し分かったような気がします。