とても良い / 口コミ件数 : 14件
価格 : 3,161 円
世間的に言うと(特に日本では)本作のタイトルに混乱が生じているようですが、国際版は『TENEBRE』、アメリカ劇場公開版は(例外的に)『UNSANE』、日本では(これも例外的に)劇場公開版・ビデオ版共に『SHADOW』というのが本作タイトルに関する実情です。なお『TENEBRE』というのは作中のミステリー作家Peter Nealの著書のタイトルから取ったものです。NYから自作プロモーションの為ローマを訪れたPeter Nealの周辺で『TENEBRE』を悪用した連続殺人事件が発生し、彼とアシスタントたちがローマ市警殺人課の捜査とは別に独自捜査を行う様を驚嘆すべきストーリー展開を以って描き切った本作。
ダリオアルジェントの映画の中では割と残酷描写が少ない映画ではないでしょうか?瞬間的な犯行が多いので、グロテスクな描写はほとんどありません。 とはいえ殺し方にはさすが、こだわりを感じます。 殺人シーンに美しい・・というのは不謹慎かもしれませんが、この監督独特の映像美には相変わらず感服します。ストーリーのほうも実によく練られていて、ダリオアルジェントの映画の中でもバランスの良さはピカイチではないでしょうか?同じ監督で同じようにサスペンスの「サスペリア2」のほうが個人的には好きですが、「グロテスクなのが苦手」な方にはこちらの方がいいのかもしれません。それとストーリー展開もこちらのほうがよくまとまっているように思えます。相変わらず音楽の出来も使い方も素晴らしい。 ですが、このDVD、同時期発売の「フェノミナ」同様に映像特典が少ないんですよね、欲をいえばそこらへんをもうちょっと頑張って欲しいです。
カミソリを使った猟奇殺人が次々起こり、 その被害者の口にはベストセラー『暗闇』のページが押し込められていることから、 著者ピーターが疑いをかけられてしまいます。 そんな中、彼は秘書達の助けを借りながら真犯人を探し出そうとするのですが・・・。 結構面白かったです♪ 犯人かな〜と思う人が出てくるのですが、 最終的には殺されてしまって、えっ?じゃぁ誰? と思って観ていると段々、もしかして・・・となってきます。 その人物の行動を頭の中で巻戻ししているうち、 犯人の姿が・・・。 「13金」の様に追いかけられる怖さはないけど、 知らずに狙われている怖さがあります。 音楽も不気味です、特にエンドロールの時がすごい。 ストーリーが終わると席を立ってしまう様に、 テンションも下降していくわけですが、 この作品はエンドロールが終わるまで席を立てない感じですよ〜。
フェノミナやサスペリアがかなりオカルト的なのに対してこちらはかなり現実的犯人はあなたの身近に・・・の分、より恐いかもやや洗練されている分、毒々しさは薄れてるけどとにかく凝ってる犯人が誰かが二転三転するストーリーが実に凝っている演出も凝ってるカメラ廻しっぱなしの覗き的カメラワーク等とにかく何もかも凝っててすごい
ヒッチコック以降こういった映画作りができるのはデパルマとアルジェントしかいない
初めて映画館で観たアルジェント作品なので、 非常に思い入れが強いです。 そんなワケで作品のデキとかは別にして星5つ献上!。(笑) 脚本的にはかなり破綻している作品なのですが、 監督独特の異世界に誘い込むような演出力 凝りに凝ったカメラワーク ゴブリンの無機質なサウンド もうそれらがむちゃくちゃに好きです! 一番好きなシーンは、ララ・ウェンデルが犬にさんざん追い掛け回された あげく、殺人鬼の自宅に迷い込んでしまうところですね