とても良い / 口コミ件数 : 8件
価格 : 1,000 円
スピルバーグの最高傑作です この映画の恐怖は平和な光景が突然壊れる所にあります この監督の「激突」もそうでした ごくごく普通なサラリーマンがトラックに命を狙われる その内、車が怪物に見えてくる そういう人間でないものの恐怖 身近にあるものの恐怖を 描くのがとても巧い サメもホンモノそっくりとてもリアリティーがあって怖い。 ラストのサメを撃つシーンは興奮した 出演者も揃って好演。
スピルバーグは「激突」を撮ったスリラー(?)作家で、 近年のヒューマニズムあふれる作家というのは嘘である。 彼の本領はタランティーノのように過去の映画・TVなどを たくさん観ていて、引き出しが、たくさんあることだと思います。 この作品は原作が鮫の生態をしっかり描いているので、 それを逸脱しすぎないようにして、しかし、鮫というよりは、 「激突」のトレーラーのような、 “よく分からないけど襲ってくる怖いもの”として描いています。 有名な冒頭の女性が襲われるシーンなど、どうしたら心理的に怖いか を考えられて作られているので、昨今のグロければいい的な安っぽい 描写とは一線を画します。 ドキドキ・ハラハラしたい方は、是非ご覧下さい。
巨大なサメに襲われるモンスターパニック映画だが、 大海原に船を出して、サメを追跡していく冒険ドラマとしても成功している。 でも、こんな危険な冒険は、1度はしてみたい。
映画に使われてるサメはハリボテのはずなのだが、そのハリボテに生命が宿ったようなリアリティーがある。この巨大サメは生きてそこに存在してるのでは?と言うような感覚になるのです。もちろん本物を使ったシーンもあるとは思います。でも明らかにハリボテを使っているシーンのはずなのにその生々しさ・・・すごいですよね〜。 サメが人を襲うシーンも痒いところに手が届くような、見る側が望むような角度と動きでリアルな恐さを感じさせます。クイントがやられるシーンはトラウマになるほどでした。 登場人物のキャラへの愛着度も高いし、ストーリーもバランスよく、見た後の違和感0、満足度100と言っても過言ではないでしょう。時間にゆとりがあるときはいまだに見てしまうほどの秀作。この作品でロイシャイダーさんの大ファンにもなりました。理想の男像、父親像とでもいうような魅力がこの役柄に出ています。スプラッターやホラーが苦手と言う人も是非一度は見ていただきたい作品だと思います。
この映画があって今の巨匠としてのスピールバーグがあると言っても過言ではないだろう。ピーター・ベンチリーのベストセラーの映画化ではあるが、原作を遥かに超えてしまった映画である。手に汗握るサメとの闘いが面白く描かれていることは言うまでもないが、単なる海洋冒険映画として見るよりも、人間ドラマとして見ることにこの映画の醍醐味があるように思える。その意味で、キャストのロイ・シャイダー、リチャード・ドレイファス、ロバート・ショウは誰をとってもはまり役であり、アカデミー賞級の演技を見せてくれており、彼等の映画の中でのからみが絶妙である。 スピールバーグの演出の素晴らしさについては今更書く事もあるまい。まだ精緻なCGもなかった時代であるので、甲板に出たサメが作り物っぽく見えるのが残念であるが、その他には文句のつけようがない演出で、映画はこうつくるべきだという手本のような作品である。