良い / 口コミ件数 : 27件
価格 : 1,995 円
この映画は、期待を裏切らなかった。面白い! ひとつはエンターテイメント作品としては十分見応えがあるという意味で面白い。 もうひとつは、結末における興味深い仮説が面白い。 ストーリーの舞台は19世紀ロンドン、究極のマジックに挑戦する二人のマジシャンー の競い合いを描く映画である。究極のマジックのひとつ「The Transported Man(人間瞬間移動)」 のトリックにおける仮説は、この映画の最も価値所在だと監督・脚本のクリストファー・ノーラン に拍手を送りたい。 M・ナイト・シャマラン の「The Six Sense」や リサ・ランドールの「ワープする宇宙−5次元時空...」には負けない勢いだ。
何度も繰り返して読んだ「奇術師」。キャストが代わり、完成が遅れた映画。待っただけの甲斐があった作品だった。 原作の幻想的な描写は少ないけれども、世紀末の怪しい雰囲気がとても良く表現されていた作品だった。 また繰り返し観ることになるのだろう。
アッと驚く仕掛けやオチなど何にも知らずに試写で見てビックリ。 「タネがバレると人の心は離れる」といったセリフや決してそうではなかった話の展開などトリックだけではない魅力がつまった作品です。 ヨハンソン奇麗!!
美術や描写もいかにもそれっぽいし、時間軸をズラすことにより、新たな事実を観客に突きつけるタイミングを計算している。マジックや手品の要素を物語の様々な個所に当てはめていくと同時に観客にもこの作品の“タネ”を考えさせるという手法、そしてそれの見せ方と監督の手腕。 また、どちらに感情移入して行けばよいのか分からない演出で、冒頭に示されるボーデンがアンジャーを殺した犯人として裁判にかけられている画は、一体何を示しているのか勘繰りながら、紐を解いていきたくなる。 はたして、アンジャーとボーデンの「瞬間移動」のトリックは? たしかに、トリックが違うんですね。 以下、少々ネタバレ気味 ボーデンのトリックは、彼の奥さんが「本当に自分を愛している時」と、「本当に自分を愛していない時」がどうのこうの、と言っていたり、クリスチャン・ベールの演じ分け等で予想できるかもしれない。 一方、アンジャーのトリックは、SF的でズルイと思わないでもないけど、まぁ、これはアリでしょう。科学的には完全に破綻していますが、それでも腹が立たないのは、秘密自体ではなく、それによる“副産物”の処理法にこそ驚きとドラマがあるからだ。 あと、映画では数々のシンプルなマジックのタネを公開していましたが、ビックリしたのは小鳥を○○していたこと! 金魚鉢を出す中国マジックと対照的でした。
あのクリストファー・ノーラン監督が帰ってきた!!! 是非、監督デビュー作の『メメント』と一緒に御覧になれば、この意味もご理解頂けるかと思います。