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2. とても良い |
soupchanさん |
書き込み日: 2005年04月16日 |
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結婚の真意を問う映画 |
この映画の特色は、まるで本のページを捲るかのように展開している。 その合間には映像とは不釣合いな60年代70年代のヒット曲が織り込まれ、その相違感がこの映画にさらに哀愁を漂わせている。 実に深い映画だ。ラース・フォン・トリアー監督の中では、最も難しい映画かもしれない。 しかし、この監督の作品の中でベストな作品だと感じている。 冒頭から、私はこの主人公の夫に腹が立っていた。 趣味も特になく、しいて言えば妻とのSEXが趣味という魅力のない男だ。 その逆に妻は、あまり恵まれた境遇ではない中で、夫は自分を愛してくれたかけがえの無い存在と強く認識し、 彼が自分にとってどれだけ大切な存在か、そればかり考えているのである。 白雉の上に成り立つ純粋さを備え、神との対話シーンによってより自己陶酔性をも帯びている。 恋に落ち、結婚へ至る経緯を見ても、相手を思う精神的過度の割合が夫婦間であまりにも違っているのだ。 この映画のここが非常に重要なキーポイントと言える。 ここを見逃せば、ラストシーンへ向かうまで単に悲壮的な映画のなにものでもない。 夫は健康から死の淵へ追いやられ、身体的不遇を背負い、その境遇に耐えそれでも自分の愛を貫く妻。 この2人の関係を取り巻く周りの人の行為も、また悲しいものがある。その悲しい対応が、より一層悲壮感を生んでいる。 最後は自分の愛と貫き、死に至ってしまった妻ではあるが、妻の死によって、夫は彼女の本当の愛に気付くのである。 それらを気付かせる演出が、ラストの船上のシーンだ。 重要なキーポイントがここで救われるのである。 馬鹿夫は妻の死を持って、本当の精神結合の夫婦になった瞬間なのだ。 何も監督は見る側にここまでの演出をしなくてもいいだろうと思うぐらい、過酷で重たい映像だ。 しかし、ここまで見せないと考えないだろうが!と逆に思わせる「夫婦」というテーマ。 これから結婚をする人にはヘビーかもしれないが、既婚者は是非見るべき映画だろう。 本当に精神的な結びつきで結婚したのだろうか? 既婚者の私は夫とこの映画を見て、二人して号泣した。結婚13年。身にしみる思いである。 |
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4. とても良い |
cdz40650さん |
書き込み日: 2004年09月06日 |
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祝福の鐘 |
丁度 ダンサーインザダークを見た後に この映画を見たと思うのですが どちらの映画にも言えるのは 確実に見る人を選ぶ映画だから 全員が 自己破滅的に追い詰められていく 彼女達の姿勢に共感するわけではない 最初に主人公の女性が結婚する時に 教会には鐘が無く 結婚を終える その後 夫が事故により性的不能になってしまい 二人はとても幸福な状態で 愛し合うことは事が出来ないという 状態にまで堕とされていく その時 医者が言った言葉に 主人公が言う言葉が私にとってはとても印象的で 「時に人は死ぬより辛い事になる時もある」 その時 主人公は 「でも生きているわ」と言う どんなになっても 死ぬより辛い状態になっても それでも生きている そう言えるのは そこで悲惨な状況に ただ絶望してしまうのでは無く 間違い無く悲惨な状況でも それでも生きる事が ただ辛い事で絶望だけでは無い事を 彼女はまだ信じているからだと思った どうしようも無い 絶望を感じた時に 普通ならば壊されて忘れてしまう様な 希望を 思い出させてくれた気がした それから先 性的不能に陥った 夫が 他の男と寝て欲しい それを想像して お前と寝ている事を感じられるという 正常な精神状態にいる人から見れば それは堕落でしかない様な 願いを叶えようとして 自分の身を滅ぼすように他の男と寝たり 娼婦扱いされ 子供達にも蔑まれ 彼女は自分から追い詰められ堕落して行く だけど彼女の行動は善によるものだと思う 最後彼女の死体を海に埋葬した後 二人が結婚した 鐘の無い教会に 鐘ができる その時 彼女の善による愛情が 例え 自分を追い詰めるものであっても 世間から非難され続けるものだとしても その鐘の音は主人公の善によって起こった 小さな奇跡なのではないのかと思った 結婚式の時にはならなかった 祝福の鐘がそこで初めて鳴った気がした |
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