とても良い / 口コミ件数 : 34件
価格 : 2,580 円
結論から言うと、今まで見た映画の中で最も泣かせてくれた映画です。 感動したシーンを思い出すだけで目頭が熱くなってきます。 それほど凄いインパクトがありました。 ストーリーについては非常に良くまとめられた商品説明のストーリーをを読んで下さい。 邦画にありがちな無駄なカットが全然なく、それぞれのシーンに映画的必然性を感じました。 キャストの西田敏行と言う名前から、 軽いコメディタッチの小品的映画だという先入観をもって観始めましたが、 ストーリーが進むにつれて、ただものではない映画の深さを感じました。 監督が映画に込めたかった「何か感動的な重要なもの」が、まさしく映画という「動く画」に表現されています。 台詞だけでは表現できない「何か」を俳優達は見事に創造していました。 これほど肩を震わせて涙を流させるシーン満載の映画も久々です。 ラスト近くで明かされる椿山課長にとって「一番重大な事実」 椿山課長がその重大な事実を受け止めるシーンは最大の感動を与えてくれます。 この映画を見終わった後、貴方が善良に進化した人類ならば、 途方もない愛の深さを実感し、号泣せずにはいられないでしょう。
人間って、生きてるうちは周りのことが当たり前で、気づかずに過ごすことばかりで、悲しいけど死んでから判ることがあったりして。椿山課長は3日の猶予で現世に戻り、気づかなかった周りの人たちの様々な思いを知らされることになるけれど、そこには思いもよらない事実が・・・。「残された人たち」の埋められない喪失感と戻れない道に泣けました。 「これを観たら死ぬのも怖くない?」というコピーもあったけど、やはり人間は「生きてこそ」だと思います。生きてるからこそ伝えられる言葉がある。伝えられなかった言葉は永遠に後悔となって残ってしまうんです。 程よい笑いと大いに泣けるシチュエーションのコントラストが絶妙です。 前半の伊東美咲さんの「オッサン演技」も頑張った!!と絶賛したいですが、ピンポイントで 陰ながら頑張ったのは西田さんにほっぺにチューをしちゃった綿引さんかも(笑)。
2006年の映画で,個人的に「泣いてしまった」唯一の作品です. 設定が設定ですから,細かい粗はいっぱいあります.でも,すばらしかった. 最近「泣き」を強要されているような印象を受ける映画が少なくない中で,こういう「心の奥底からじわっとくる」作品は貴重じゃないでしょうか? 何度も観る映画じゃないけど,DVDを手元においておきたい.そんな一本です.
この作品に似た映画のひとつに、竹内結子の「黄泉がえり」がありますが、 それほどの感動はありませんでした。 この「椿山課長の七日間」はすごく感動し、泣けました。 亡くなった実の息子(女の子の姿になっている)とそうでない男の子が 実の両親に会うシーン。 母親は本当の息子が実は女の子のほうであることがわかってしまう。 ここのセリフなしの市毛良枝と志田未来ちゃんの演技には泣けます。 また、ラストで余貴美子演じる女性にも和山椿の正体がわかってしまう。 姿かたちは変わっても、本当に愛する人には、その人が誰か生命でわかるということであろうか。
私は浅田次郎の大ファンである。この『椿山課長の七日間』は、数ある浅田作品の中でも私の中ではかなりの上位にランクしている。その映画化。好きな原作の映画化はがっかりすることばかりだった。しかしこの映画は、素晴らしかった。 長編小説を映画化する場合、当然そのままでは収まらない。当然カットや編集が必要となる。この映画はそれが非常にうまい。きちんと三人の主人公を描き、それぞれに納得のいく締め方を用意している。三人全てのエピソードに涙した。原作の持つ、「死」というものを扱いながらも暗くならない雰囲気もばっちり再現できているし、「涙と笑いの感動作」というキャッチフレーズも同様にしっくりくる。もちろん原作を読んでいない人にも、感動できる作品である。一つだけ文句を言うと、原作で私が一番好きな、キャッチボールのシーンが無かった。あそこはいれてほしかったなあ。しかし、単純に素晴らしい映画だと思う。万人にお勧めしたい。