とても良い / 口コミ件数 : 1件
価格 : 1,197 円
いわゆるスペクタクル映画だが、その時代のキリスト教徒の受難の様子もていねいに描いて、完成度がたかい。ローマの大火や闘技場に登場するライオンや牡牛も、ネロの情婦・ポッパエアの姦婦ぶりも説得力があった。 ストーリーを、歴史や原作に忠実に再現するのはできないから、大きく歪曲していなければ、映画はそれらから独立しても許されるだろう。ネロは皇帝として14年間も君臨して自殺した。現代においても、独裁者がおなじような最期をとげる例は多く、記憶にあたらしい。 ロバート・テイラーは美男で凛々しく、軍隊長としての貫禄をしめした。デボラ・カーはイギリスでデヴューした美人女優でもっとも美しいときだ。