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価格 : 1,995 円
ドキュメンタリー風に取っているのは、一世を風靡した『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』と同じ手法。いわばその日本版という感じです。 ある呪いを取材する作家を中心に話が進むのだが、ある意味で話の筋が一直線で、展開がある程度読めてしまうのがまず欠点。ドキュメンタリー風に作っていくときにはどうしてもこの点が不利になる。つまり、真実味を出すためには、あまり突飛な展開をさけなければならなくなる(『フォーガットン』みたいなのはねぇ…)。 更にもう一つ欠点を挙げるとすれば、霊能者の堀の演技があまりに漫画的。正直に言えば画面に出てくる彼を見る限り、霊能者の片鱗も感じられない。つまりドキュメンタリー風でありながら彼をリアルに感じられなかった。 以上の2点の欠点があるわけだが、見ている間は怖い、と言うか不気味だった。『ぞーっ』とする、そんな気持ちに何度かなった。 で終盤に向かって行くにつれて、女性の絶叫が続くのだが、最後の15分はある疑問が頭をよぎってしまった。この疑問がこの作品の最大の欠点。『カグタバ(呪いの元)のたねあかしは?』と、誰もが思うことに回答がないのだ。確かに回答みたいのはあったが、『では死んでいった人たちは何のため?』『あの女優は呪われてたの?』など最後の謎解きのないまま終わってしまう。 と言うわけで怖い映画であることは認めるものの、演出面や展開にやや消化不良な感じが残った。