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タクシードライバー スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]

タクシードライバー スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]

とても良い / 口コミ件数 : 13


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1.  とても良い 東の風さん 書き込み日: 2007年11月22日

ロバート・デ・ニーロの若くて、クールで、かっこいいこと!

 どこへ行っても寂しさのつきまとう男、主人公のタクシー・ドライバー、トラビスを演じたロバート・デ・ニーロの若くて、クールで、かっこいいこと! 当時31〜32歳くらいのデ・ニーロの身体の、筋肉質で引き締まっていたこと! 彼が放射する青白いオーラに、まずやられました。

 マイケル・チャップマンの撮影、バーナード・ハーマンの音楽もいいですよね。なかでも素晴らしかったのが、夜のNYを、トラビスがタクシー・ドライバーになって流すところ。サックスが歌うジャジーな音楽が、夜のNYの街の灯りを撮影したシーンにかぶさるところ。何度か出てくるこの、ミッドナイト・NY&タクシー・ドライバー(トラビス)の場面がよかったなあ。

 あとは、そう、当時12歳のジョディ・フォスター(売春婦のアイリス役)と、ロバート・デ・ニーロ(トラビス)が会話する場面も、心惹かれるものがありましたね。トラビスが女の本名を知りたがり、女が彼を信頼して、「アイリス。変な名前でしょう?」と答える場面をはじめ、孤独な男と夜の女が心を通わせるところがいいなあと。

 今から三十年以上前の映画(1975年撮影、1976年公開)ですが、たぶんこれからも、若者の心にナイス・ヒットしていく作品。私も学生時代にこの映画と出会って、映画好きの友人と「いいよね」「いいよなあ」と語らって、以来、何度も観てきました。でも、ちっとも古びていないんですよね。この映画は私にとって、永遠不滅の一本です。



2.  とても良い DVDマニアさん 書き込み日: 2007年08月04日

トラヴィスの孤独感

 仕事仲間もいて、ガールフレンドも出来そうになり、売春婦の少女との交流もあるが、トラヴィスは終始孤独である。仕事仲間は相談を持ちかけても彼の期待するような返答は返ってこないし、ガールフレンドは高級ポルノ映画館に連れて行っても喜ばない、売春婦の少女は現状から救ってやりたい彼の好意を冷たく笑う。
 大統領候補暗殺に失敗したトラヴィスにとって少女を救うための戦いとは、現在の閉塞感や孤独感から逃れるための戦いであり、少なくとも正義の戦いではない。最後にトラヴィスを振ったガールフレンドが、彼の車に乗車してくる。新聞記事でトラヴィスの少女救出劇を知った彼女はトラヴィスを誤解していたかもしれないと思い、再度、彼とのコミニュケーションを図ったのだろう。しかし結果的に英雄に祭りあげられただけの記事を読んで態度を変えられても、自身の内面的な孤独感や閉塞感が何一つ変わっていないトラヴィスは、彼女が自分を理解し得ないことを知って、それ以上のコミニュケーションを拒否して降車させ、彼は再びニューヨークの闇に消えていってしまう。おそらく二度と他人に心を開くこともないであろうと暗示させて映画は終わる。人間の孤独感を描いてこれほどの傑作はない。
 (臭い演技を始める前の)まだ演技派だったデニーロ、大作を撮るようになる前の刃物のように鋭く切れ味のいい演出ができたスコセッシ、最後の名曲を提供したバーナード・ハーマン、若き日のハーベイ・カイテル、ジョディ・フォスター、シビル・シェパード。多くの才能が結集し、開花した奇跡的な傑作。



3.  とても良い トラビスさん 書き込み日: 2007年09月30日

日本語吹替え!

内容はみなさんがおっしゃるように保証済み。映画史に残る傑作に間違いありません。今回、何度目かの再リリースですが、目玉は日本語吹替え入りでしょう!秀逸だった津嘉山正種バージョンではありませんが、全体的な雰囲気は悪くないです。オリジナル音声、字幕で何度も観ている映画を、新録の吹替えで観るのが新鮮で楽しいです。



4.  とても良い THE GHOSTさん 書き込み日: 2007年09月18日

オールタイムベスト。1年早かったパンク。

正義でオブラートした狂気の爆発がこれほど気持ちいいことを教えられて31年。中学3年だった私も46になりますがあの時の印象は少しも色あせないです。テーマはともかくモヒカン、44マグナム、M65ジャケット、自室でのトレーニング、パイロットグラスなどのキーワードが頭をぐるぐる駆け巡りオマージュに満ちた松田優作の遊戯シリーズへと思いは飛びます。狂ってるけどかっこいい。ヤバイです。この映画を観た翌年1977年、パンクロックがやってきました。



5.  とても良い 鬼怒川さん 書き込み日: 2007年09月16日

これはコメディーなのかもしれない、、、

30数年前以来、見るにつけこの映画は「まったく笑え無いコメディ」だと
思っています。それが、解説の「混乱と狂気」に繋がると思います。
主人公の行動を「帰還兵の闇」「孤独」で片付けるとしたら、
ストーリがあまりに突飛すぎます。

振られた腹いせに暗殺を企てるが失敗、振り揚げた手の下ろし先を探したら
英雄に、、、、
理由も語らず、モヒカンにするあたり(暗殺には目立ちすぎ)に、
監督のヒントを感じます。

ベトナム帰還兵という伏線はあるにせよ、普通のタクシードライバーを「混乱と狂気」が飲み込んでいく街として描かれたニューヨーク。
あれから30数年、まるで予言だったかのように混乱と狂気が世界に拡散していきました。まさに作品の先見性を感じます。



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