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アメリカ独立戦争の民兵(ミリシア=Militia)こそ、アメリカ合衆国市民の象徴だった・・・ |
アメリカの歴史の神話化(自国正当化?いいじゃない、自己正当化は、個人も国家もやってあたりまえ)に貢献する映画は、アメリカにはいくつもあるけれども、これはなかなか作られてこなかった独立戦争の民兵(militiaミリシア)を描いた感動大作であります。
英国Royal Armyの正規軍から馬鹿にされまくり、訓練を受けた常備軍に負けっぱなしだったアメリカ植民地寄り合い軍の寄せ集め民兵が、民兵らしいゲリラ戦で、独立を勝ち取る話です。民兵だから、家族への愛のために、自己防衛のために戦うんであって、しょうもない大義のためになんか戦わない。少なくとも、7人の子どもの父である農場経営者の主人公は。メル・ギブソンは年取っても、いいですねえ〜
メル・ギブソンが、出てくると、やっぱり多少はLethal Weaponsじみてはくるのですが、彼が扮する民兵の大佐が米国正規常備軍の大軍に向かって、退却しそうになり隊列が乱れる味方を励ましつつ、長男の形見の星条旗を掲げて突進していくシーンは、やはり涙が出ます。
戦場と戦闘のシーンは、素晴らしいの一言につきます。
また、英国軍側の将校や将軍たちも、いかにも植民地で苦戦させられる誇り高い、時代遅れの貴族の味を出していて、いいです。ああいう人々の滅びの戦争でもあったのだ、アメリカ独立戦争は・・・というメッセージが、よく伝わります。
いいです。すごくいいです。南北戦争黒人連隊秘話の『グロリー』や、先住民族秘話の『ラスト・オブ・モヒカン』などと並ぶ[アメリカ合衆国国家神話化映画」として秀作です。アメリカ史の勉強にもなります。
これだけの犠牲の上に建国されたアメリカ合衆国の、ミリシアに象徴される自由な民衆の集まった国という理念が、いつしか崩壊していたことが、この映画上映まもない2001年に起きた9.11テロの要因なんでしょうか?あ。自作自演という説もあるな・・・ならば、なおさら、遠くまで来てしまったのですね、アメリカは・・・ |
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