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1. とても良い |
aosagaさん |
書き込み日: 2004年07月04日 |
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ミラ・ジョヴォヴィッチ快心の歴史映画 |
英仏百年戦争の後半、滅亡の危機にあったフランスに現れて、オルレアンを開放し、ランスでシャルル七世を戴冠させた救国の処女。本に書かれた彼女はやさしげな奇跡の少女(ラ・ピュセル)を想像されるが、ミラ・ジョヴォヴィッチが人間ジャンヌを熱演する。 熱心なキリスト教徒だが、戦争の直接の被害者となることで、英軍に強い憎しみを抱く。それが彼女のフランス開放の原動力なのではと思わせる。「天の人」からのお告げ(心の声)により、王太子はじめフランス軍を勝利に導いていく。 オルレアン解放の戦いでは大量のエキストラと、多用される彼女のアップで、戦争の狂気と勝利への熱望が画面から伝わる。映画館で初めて観た後「ナウシカのようだった」と感想を言ったら友達に苦笑されたが、やさしさと狂気が同居するジャンヌとナウシカには共通点があると思う。 頼りないが政治的な観点からジャンヌを切り捨てるシャルル七世にジョン・マルコヴィッチ、常に冷徹な視線でジャンヌを利用する義母にフェイ・ダナウェイなどの国王周辺とジャンヌの心の声をダスティン・ホフマンが演じるなど豪華キャストが脇を固める。 登場人物の鎧や服装が素晴らしく、当時の宮廷の雰囲気などもそれらしく伝わり、それだけでも見る価値がある。初DVDが出た当時の半額で購入できるので、まだ未購入の方にお勧めしたい。 |
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2. とても良い |
+アヤ+さん |
書き込み日: 2004年09月25日 |
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神と人間の境にいる悲しき少女 |
いわずと知れた聖少女ジャンヌダルク リュックベンソン監督というのもあり、その物語は神秘的であり 現実へと引き戻すにくい演出がすばらしいと思いました。 神なのか、それとも悪魔なのか、ジャンヌが火あぶりの刑にされる までに出てくる謎の人物。 全てはジャンヌの妄想の世界なのか? それを思い起こすシーンはジャンヌが子供の頃に草むらで 横たわっている時に、自らの口で言葉を発していたことを 思い出します。 それとも、清らかな彼女だからこそ、神は彼女の中に光臨されたのか? いや、光臨したのは、反対に悪魔で聖なる少女を落としいれ 神にその様を見せ付けるための生贄だったのか。 ジャンヌダルクという少女は神の恩恵を満ち溢れるほど受けていた それを見た悪魔がきっと「神に嘆きを」と思い、彼女の聖なる力を 反対に利用しながら神をあざ笑うための悲惨な出来事だったのかもしれませんね |
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3. 良い |
ロタティオンさん |
書き込み日: 2004年09月25日 |
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天草一揆といってはおかしいですが… |
フランスを救った『聖女』ジャンヌ・ダルク。書物の中の彼女は、いかにも優しげで信仰に厚く、最後には火あぶりにされてしまった薄幸の少女を思い浮かばせます。
しかし、リュック・ベッソンの思い描いた『人間的な』ジャンヌ・ダルクは一体どんな女の子だったのか? このジャンヌは、どこか狂信的で、人間味(良い意味でも、悪い意味でも)に溢れた普通の少女として描かれています。その中にある信仰は本当に狂気じみていますが、それが自分の姉を殺された不安定な精神のバランスを保っていたと考えれば納得がいくのではないでしょうか。そして彼女の復讐心にも似たその情熱が、フランスを勝利に導いた。この映画では、彼女の活躍と功績ををそういう風にとらえています。 戦争では、どこか狂気を帯びた指導者が存在しないと勝利はないと思うのです。ジャンヌの「私を愛するものたちよ、ついてきて!」の言葉が、兵士たちの士気をどれほどまで上昇させたのか。オルレアンの乙女ジャンヌ・ダルクは、日本でいうところの天草四郎ではなかったのかと…。戦士たちの心のよりどころになる存在。彼女の中だけで存在していた『神の声』に従った行動は、確かに兵士たちを揺り動かし、フランスを救ったのですから。 ジャンヌ・ダルクという少女を別の角度から見た作品としては、これはとても興味深い映画ではないかと思います。 |
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