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ジャンヌ・ダルク

ジャンヌ・ダルク

とても良い / 口コミ件数 : 3






クチコミReview一覧
評価の高い順 評価の低い順 書き込み日の新しい順
口コミ件数:3 1
1.  とても良い ペトロニウスさん 書き込み日: 2004年02月02日

最高。

何が最高か?といえば、ジャンヌ・ダルクを描くときに一番ポイントとなるのは、彼女は「ほんとうに神の声を聞いたのか?」という部分なのだ。幾多の映画、小説は、それを神秘化したり曖昧にしたりしているが、本家本元のフランスで描いたにもかかわらず、彼女の幸せな生活と愛する姉を奪った復讐心から実は始まったことんだったのだ、と最後の最後に彼女を攻めたてて暴いている。

それが良いことなのか悪いことなのかはさておき、物凄く主人公の彼女に感情移入した。なぜならば、どんなに神聖をおびて、フランス軍を動かすリーダーとなっても、一貫して監督の視点は「無力で、お姉ちゃんが大好きだった女の子」としてとられているからだ。これは、ベッソン監督さすがやね。視点が『ニキータ』と全く同じ。この人の女性観なのかもしれないけど。

また、他の映画比べると、本当に無力な少女が、物凄い努力と感情の爆発で、荒くれどもを従えていく様は、演技力見事!!。「私に続け!!!」という英語のセリフは、死ぬほど耳に残っている。ほんとがんばって、無理して自分を叱咤激励しているのが、痛いほどわかる。そしてそれがわかるからこそ、回りは彼女のために死んでもかまわないという熱狂的な崇拝を生んでいく。。。。



2.  とても良い kusyanaさん 書き込み日: 2004年02月13日

ヨーロッパの神話

歴史によると、英軍に侵入されていたフランスで、田舎町のオルレアンに住む
ジャンヌ・ダルクという少女が、「神のお告げ」を聞いて立ち上がり、
ランスでフランス国王に戴冠式をさせました。

それが転機となって、英仏100年戦争はフランス側が攻勢に転じるのです。

この映画は、その史実と、西洋人の心の中にあるキリスト教がよく描かれています。

キリスト教では、全人類を救うために、自ら十字架にかかったイエス・キリストが救世主です。

他人を救うために、自分を犠牲にするのが、真のキリスト教信者です。

映画では、最初のシーンで、英軍の襲撃時に隠し部屋に隠れていた姉が、
ジャンヌを自分のかわりに入れて、自分は部屋に出ます。

その結果、英軍の兵士に戦利品として処女を奪われてしまうのです。

ジャンヌ・ダルク自身も、自ら一番危険な所へ先頭を切って進み、フランス軍の
意気を高めます。

そして、最終的には、英軍につかまり、ただの少女としての弱い面を見せ、
十字架の上で火あぶりになるのです。

しかし、彼女の出現により、フランスは後に英軍を本土から追い出すことが

できました。

途中で出てくるイエス・キリストとの会話、自らを犠牲にする精神、
やはり西洋の根底に流れるキリスト教を感じます。



3.  良い インチキ評論家さん 書き込み日: 2004年01月15日

私は好きです♪

『歴史物』というジャンルのため、ただただ史実を伝えがちになってしましそうですが、しっかり『ドラマ』に仕上がっており2時間超の時間も気になりませんでした。
戦闘シーンは、なかなかの見所で実にリアル。
実際に人を配置しCGを使用しないこだわりで、なかでも騎馬戦の場面は日本のある戦国時代の映画を思わせるほどの迫力で興奮。

敵を倒す事に全力を尽くす狂気的な部分を前面に出しながら『普通の女の子』の部分をちらつかせる事でジャンヌの魅力を存分に引き出している様に感じました。
観賞後にジャンヌの事を今一度、調べてみたくなった私はすっかりこの映画に『してやられた』事になるのでしょうね。



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