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他のレビューのほとんどがラストについて語っている! 未見の方は要注意! |
満足できるサイコサスペンスだったのが率直な感想。
サスペンスは冒頭1分から、その世界に引き込まれていく力が必要だと思う。
主人公は、365日眠れずに悩む不眠症で、猜疑心が人一倍強い。それでいて、記憶力がない。
今の自分と何となく似ていて、個人的には物語に、すんなり入ることができた。
最近のサスペンス映画は「衝撃のラスト」とか「予想もつかない展開」と、安直のキャッチコピーで宣伝する傾向にあるが、鑑賞した人間は必ずと言っていいほど、それにケチをつけたがる。
評価があまり高くない理由がそこにあると思う。
展開はリズム感があっていいし、登場人物のキャラクター全てが魅力的で、枷(かせ)と葛藤があるから感情移入できると思う。
サスペンスはアラ探しをすればキリがない。
脚本が現在のマーケティングにマッチしないという理由で、映画制作に漕ぎ着けるのに苦労したとのことだが、逆に新鮮なものが観れた。時間も1時間40分と疲れなくてちょうどいい。
ヒッチコックのレベルには充分到達している作品。
眠れない夜にお勧め。
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