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USA映画デイ・アフター・トゥモローを悲しく美しく表現したUK版とも言える作品。 |
アメリカFOX映画デイ・アフター・トゥモローの
UK版とも言える作品。
異常気象による高波と洪水により首都ロンドンが大災害に見舞われる様を描く。
ロンドンを流れるテムズ河とそこに設置された高波防波システム=テムズバリアが物語のポイントとなる。
被害を最小限に食い止めようとする、気象学者や政府、軍の奮闘、確執など
どうしてもデイ・アフター・トゥモローを彷彿とさせる場面ばかりであるが
USA版とは異なるイギリスならではの風合いを出しているところを
比較して見てみると面白いかも知れない。
気象学者の父と息子の確執、
その息子と離婚した妻との微妙な関係
年頃の娘と父親の難しい関係
新米工事作業員と先輩作業員
それら人間関係を高波と洪水が呑み込み
極限状態の中で結びつきを強めていく。
デイ・アフター・トゥモローではなかなか採用されなかった、いち気象学者の意見が
本作品では、副首相が自ら採用するなど国風の違いを出したかったのであろうか。
また全体的に悲しく、尊い犠牲を美しく表現するところもイギリスならでは。
なおデイ・アフター・トゥモローでは一貫したストーリーの強い方向性を感じられたが、
本作品は複雑にしたかったためかストーリーが紆余曲折しており、行動に無理が多いことは残念な部分。
ただUSA版にしろ、UK版にしろ現実に異常気象は多数発生しており
この様な大災害が日本でも十分起きうる事を認識し
自分や家族の身を守るため、そして根本的な環境対策として
各自が何を為すべきか考えさせられる。
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